逆算思考で目標設定をすると成果が出る!?
こんにちは、ライターの木下です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、私の経験からバスケットプレーヤーに役立つ情報を発信していきます。
初回になりますので、まずは簡単に自己紹介をします!
- 宮城県仙台市出身、小学校4年生からバスケットを始める。
- 6年生の時には、主将として創部以来初の全国に出場。全国4位タイの成績を収める。
- 中学校では、腰の手術で1年間ブランクがあったが、3年生の時にはレギュラーとして出場し県3位で終了。
- 高校は、県内有数の強豪校へ推薦で入学。1年生の時は再度腰の手術で全休。2年生初めから復帰し、3年生の時にはレギュラーとして県3位東北大会出場を果たす。
- その後は東京都にある体育大学に入学し、バスケットボールサークルに所属。2年生の時に右膝前十字靭帯断裂し全休。1年後復帰し、4年生のときには全国大会出場、大会MVPを獲得する。
- 現在は一般の会社員。
ご覧の通り、有終の美を飾った経験もあれば、挫折も経験してきています。
子どもの頃の夢はNBA選手でしたが、度重なる怪我が原因であきらめざるをえなくなりました。
こんな私だからこそ伝えられる
- 考え方
- 練習方法
- 怪我をしない身体作り
などを記事にしていきます。
今回は、私が常に心がけていた考え方のひとつである「逆算思考」について解説します。
特に、
- 中学生、高校生のプレーヤー
- バスケットプレーヤーを子に持つ保護者・指導者
に読んでもらいたい内容となっています。
ぜひ最後までご覧ください!
個人目標を立てる
ポイントは、チーム目標ではなく個人目標を立てることです。
チームとして全国大会で優勝するという目標を立てたとしても、自分がどのくらいうまくなればいいのかが明確でなければ意味がありません。
1年後から、長くても3年後までがいいです。
- 中学1年生は2年後の卒業時の目標
- 高校2年生は1年後の卒業時の目標
といった感じが良いでしょう。
まずは、ゴールを決めることが大切です。
そして、そのゴールを共有することに意味があります。
プレーヤーのみなさん、目をつぶって考えてみてください。
保護者・指導者の方は、子どもたちに投げかけてください。
~あなたの目標はなんですか?~
- ライバルの〇〇くんより、うまくなりたい
- チームのエースになりたい
- 強豪校にスカウトされたい
思い描けましたか?
この目標は、漠然としたもので構いません。
ちなみに、私が高校入学時に掲げた目標は、「高校3年生で宮城県NO.1ポイントガードになる」でした。
目標を達成した時の姿をイメージする
掲げた目標を達成した時の姿・状況を、具体的にイメージしてください。
ポイントは、可能な限り定量で表すことです。(数字で表す)
できないものは定性でOKです!
例)
- リバウンドを沢山取る=1試合〇本以上取る
- 1試合走れる体力をつける=〇〇m走で〇時間をきる
- 3Pを高確率で決める=〇本に1本決める(〇〇%以上)
これは、誰が見ても達成度合いがわかるようにするためです。
定量の参考値は、指導者に聞いたり目標としている選手を調べてみてくださいね!
私が掲げた宮城県NO.1ポイントカードとは、
- 1試合平均15点以上とる
- ターンオーバーを0に抑える
- 試合の状況を見て的確な判断が下せる
具体的であればあるほどいいです。
今やるべきことを明確にする
ここが最も重要です。
イメージした姿から、今やるべきことを逆算してください。
目標を更に細かくしていき、小さな目標の山を作るイメージです。
自ずとやるべきことがわかってきます。
例)
「1試合平均15点以上とる」ためには
- 3ポイントシュートが3本に1本入る
試合で1/3決めるには、練習で2/3決めるようにならなければなりません。
私は毎日チーム練習後に、シュート練習を100本行っていました。
- ペイント内に切り込み得点が取れる
当たり負けしない体の強さが必要です。
私は、腰の手術で全休した1年間は、日々ウエイトトレーニングに励みました。
1年後には、センターの選手と同じ重さのバーベルを上げるようになりました。
(このような場合も、いつまでに〇kg持ち上げるといった目標を立てると良いですね)
「ターンオーバーを0に抑える」ためには
- パス・ドリブルミスをしない
人一倍のハンドリング練習が必要です。
私は、チーム練習のハンドリングドリルを、誰よりも早くできるようにすると決意し、練習前後に独自のハンドリングメニューをこなしました。(このメニューは、プロ選手が行っていたものを真似ました)
「試合の状況を見て的確な判断が下せる」ようになるためには
経験値をあげるしかない、つまり沢山の試合を見て勉強することです。
私は、NBAや高校生の試合を、繰り返し何度も見ました。
- この場面では、時間を使って攻めている
- この状況は自分で点を取りにきている
- ミスをしたチームメイトに沢山声をかけている
特に、様々な場面に応じてポイントガードがとる行動に注目して見ていました。
おわりに
みなさんいかがでしたか?
ゴールを掲げるところから、今やるべきことまで明確にできましたでしょうか?
伝えたかったことは、「時間は有限」ということです。
1日24時間という決められた時間を、どれだけ充実したものにできるか。
この考え方が、成果を生みます。
私の例を見ての通り、人と同じことをしていては人よりうまくなりません。
- 決められた時間のチーム練習をどれだけ充実したものにできるか
- それ以外の時間をどれだけ有効活用できるか
が、大切な考え方です。
自ずと行動が変わってきます!
保護者、指導者は感づいていると思いますが、この考え方はどんな分野でも役に立ちます。
スポーツはもちろん、
- 勉強
- 仕事
- 趣味
でもそうです。
若いうちから身に付けておくことは、必ず今後の人生のプラスになります!
では今日はこのあたりで♪
Let’s think!!
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