【バスケ】ゴールデンエイジの運動能力トレーニング
今回は、運動神経を鍛えるトレーニングについてご紹介したいと思います。
あなたは、
「ウチの子は運動神経が悪いからレギュラーは無理」
「この選手は運動能力が低いから役に立たない」
などと諦めていませんか?
実は、ゴールデンエイジと言われる時期に、トレーニングすることで運動神経を鍛えることができます。
運動神経って?
大きく分けて2つの能力があり、身体の小さな選手でも鍛えることができます。
・運動能力…バランス、リズム、反応、連結
・身体能力…走る、飛ぶ、投げる
上記のうち、運動能力がいわゆる運動神経と言われるもので、脳からの指令を身体に伝え動かす能力のことを言います。
それに対して、身体能力が、骨や筋力の成長に合わせて高まってくる能力のことで、繰り返し動作を続けることで鍛えることもできます。
ここでは、運動能力(運動神経)を鍛えるトレーニングをご紹介します。
運動能力とは?
運動能力・運動神経と言われるうち、以下の7つの能力をご紹介します。
・バランス力
自由に手足を動かすことのできる土台のこと。その土台は、安定した体のバランス力です。
・細分化能力
力加減のことを言います。パスの距離やシュートの距離を調整する力のことです。
・定位能力
走っている味方に、どんな速さのパスをどこに出すのがいいか、などを判断する力のことを言います。
・連結力
右手と左手、手と足など、別々の動きやリズムを取る力を言います。例えばドリブルしながらDFをカバーするなどですね。
・反応力
すばやく反応する力のこと。オフェンスからディフェンスへの切り替えや、ドライブに対する1歩目の反応などがあります。
・変換力
状況に応じて、さまざまな能力を使い分ける力です。
・リズム力
リズムを取る力や、リズムをくずす力のことを言います。
これらの能力を鍛えるトレーニングを順にやってみましょう。
手の反応トレーニング(2人組)
1)1人が上向けに両手を出し、その上に手を乗せます。
2)下にある手の人が相手の手を上から叩く。
3)それを叩かれないよう素早くかわす
※バスケットボールでは、手が素早く動かせるかが大事になります。
手の反応とスピードを鍛えることができます。
足の反応トレーニング(2人組)
1)2人向かい合って片足(同じ足)を出し、つま先を同じラインに合わせます。
2)ジャンケンをし、勝ったら後ろの足で相手の出している足を踏みます。前に揃えた足では踏みにいきません。
3)負けたら踏まれないよう足を引きます。
※ジャンケンと組み合わせて判断力との混合トレーニングです。
足の反応を鍛えることで、ディフェンスや攻守の切り替えにも有効です。
手と足の神経トレーニング1(リズムスキップ)
手と足を別々に動かすトレーニングです。
1)スキップは、通常どおりに右、左、右、左のステップです。(足:1)
2)手は、前、前、後ろ、後ろ、で叩きます。(手:2)
これは基本形ですので、色々変えてやってみてください。
例)ツーステップ+手は前・後(足のリズム2、手のリズム1)
ツーステップ+手は前・前・後(足のリズム2、手のリズム3) など
手と足の神経トレーニング2(リズムジャンプ)
手と足を別々に動かすトレーニング2です。
ジャンプしながら足を開いたり閉じたりして、手も開いたり閉じたりします。
それぞれ別のリズムで動かします。
1)ジャンプしながら足を、閉じる・閉じる・開く
2)手(腕)は、閉じる・開く
このリズムでジャンプします。ズレが出るので、思いどおりに動かせるようにしましょう。
慣れてきたら、色々リズムを変えてやってみてください。
いかがでしたでしょうか。
一人でも親子でもできる簡単なお家トレーニングです。
できるようになってきたら、複雑な組み合わせでやってみるのもオススメです。
あなたオリジナルのトレーニングを見出して、チームの選手と楽しみながら指導してみてください。
ぜひ、指導の参考になれば幸いです。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら