【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.182「リバウンドを読む力」
こんにちは、梅原淳です。
リバウンドへの入り方として、アクティブな手段をひとつ提案します。
それは思いきってフライングして、実際のタイミングより早く跳ぶという方法です。
動きながらボールの行方を見る力が必要になります。
目で見たものを脳で認識してどうするのかを判断し、神経を通して筋肉へ指令を出すことで動作が起こります。
もちろん私たちの感覚ではすべてが同時に一瞬のこととして起こっていますが、それでも時間差はたしかにあるのです。
この微妙な時間差を利用して、相手よりも早く先に動作したり場所を占めたりすることができます。
それを可能にする技量が、感覚的なフライングです。
いま自分では瞬間的に反応していると思っている動作感覚を、もっと大きく前倒しして、まだなにもわからないときに動き出します。
先に踏み込んで腕を振って、跳ぶ一連の動作をしながらボールの行方を見るのです。
私のところでは、すでに半分作動しつつ、同時に観察もするという練習をよくしています。
訓練していくと、当てずっぽうが確かな読みに変わります。
先回りして動けているのを実感できるようになります。
腕や脚の動きが入る限り、どうしたって跳ぶまでに間が生まれますから、これを解消する方法として正確な読みの能力を上げることに取り組んでいます。
余分に感じる動作は削るのではなく、早めに動いてタイミングを合わせる、その技量を磨くとリバウンドにうんと強くなるでしょう。
どうぞ動画もヒントにしてください。応援しています!
(了)
この記事を書いた人梅原 淳
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル・スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。
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