【梅原トレーナーのからだづくり哲学】 食べるトレーニングを考えよう!「血液がすべてを変えた⑤」
今回で5話目となります。
食トレシリーズにて、私の個人的な実体験の話をしてきました。
長く書くつもりはなく、自分でもわりとコンパクトにまとまるだろうと予測していたのですが、レポートの読みやすい文字数で区切ると案外に増えてしまいました。
ここまで読んでいただき有難うございます。今日が最終話です。
▽病気と体力づくりの一致点
私は「食トレ」シリーズを、病気を避けるためにではなく、アスリートの体力づくりに役立てることを目的として書いています。
ハードな技術練習や筋力トレーニングも当然のことながら、食べる物で強い体力はつくられていきます。
なにをどう食べるのかは直接に成果へと顕れ、それは運動へも健康へもまったく同じようにして起こります。
つまり異なるジャンルであっても、それらは「食」をとおして繋がり、またどちらも「食」によって成り立っているのです。
人間のからだがその主体であることを考えれば、それはシンプルに理解できることだと思います。
年齢性別問わずスポーツの世界では、筋肉量や運動技能だけが指標とされ私たちはそこにしか視点を持ちませんが、ヘルスケアの観点も本当は意義があって一緒に取り組んでいく価値が大きいと考えます。
病気へのリスクと体力づくりは、重なり合う部分が多いことを実体験で得ました。これを私なりに仕事へ役立てたいと思います。必ず道筋を定める手がかりになるはずです。
一致点を見つけることが、動かないものを動かす光となるのです。
▽本当に食事一本
第一話目で、医学的に良いとされる方法をまじめに実践しても成果が得られなかったことを書きました。
その当時は、絶対である医学科学で変わらないのだからこの件はゲームオーバーだと、その事実から客観的に受け止めましたし、結局は治療的な方法が原則で、日常の行為くらいでは変えることは無理筋なのだとも理解しました。
医療行為レベルの徹底した管理と処方じゃないと一旦崩れたからだは元に戻らない、もしくはトップアスリート並みにハードトレーニングをして、時間も膨大に費やすか。
そんなことは、ほとんどの人はできません。
じゃあ、やっぱりウソなんじゃないかと。まさによくある「理論上は・・・」の類いです。
それが、理論とは違っても明確なイエスノーの新たな食生活で、見違える大変化を日常において成し遂げました。
血液検査はほぼすべての値が改善して正常値に、体重は最大15kg減って体脂肪も数字がいらないほどはっきりと落ち、風邪をひかなくなり、便通が良くなり、花粉症が弱まり、体温が37.0度近くに上がり、心拍数が下がり、そしてジョギングいやランニングしてもまったく息の切れない体力がつきました。
これらはすべて、食事を変えたことのみで上げた成果です。運動はひとつも関係していません。
血が清潔になったことがすべてです。
▽理論や学問より偉大なもの
目に見えて良くなるものですから、なんだか楽しくなってきて、もっと頑張ろうと意欲が増していきました。
それを変えず、何年も続けるうちに完ぺきにからだが変わり、いまではさほど節制しなくとも良い状態が保たれるようになっています。
体質が変わったということだと思います。これこそ細胞レベルの変化です。
私は断言します、医学の専門知識もエビデンスも追う必要はありません。あなたはご自身の生活の中にからだを労り、からだを育てる術をしっかりと持っています。
ですから理論上の正確さよりも、結果の出る現実的な原因と対策を大事にしてください。だってそれがすべてなのですから。
これからも結果を追求して、広い視野で見えない真実を見つけていきたいと思います。
全五話お読みいただき、有難うございました。わずかでもあなたの手がかりになれば幸いです。
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