【梅原トレーナーのからだづくり哲学】 食べるトレーニングを考えよう!「血液がすべてを変えた④」

スキルアップ 梅原 淳 食トレ

私は食べることだけで体力を大きく向上させました。

少し走り出すとすぐに息が上がり、胸が苦しく腹筋も痛くなって全身がズシンと重かったあの酷い体力衰退から、疲れをまるで感じないくらいスタミナ抜群になったのです。

身軽で、足が動いて、呼吸がいっこうに乱れません。これは私の体内を流れる血がよく循環しているからでした。

 

▽血を優秀にした3つ

血でここまで変わるかともはじめ思いましたが、よく考えればそれがからだの基本でした。医学の大前提ですね。動物は血液が生命活動の絶対条件です。

血が汚れていて管が詰まれば巡りません。心臓や肺が如何に頑張っても、血にゴミがあれば循環しないし、そのゴミが各臓器、骨格筋へ運ばれてしまいます。

それは病気もすれば怪我もしやすくなるでしょう。からだを支配している脳だって、不具合を起こします。

血はきれいじゃないといけないのです。

一体なにが血液を浄化させたのかを考えてみました。ここは私の推察ですけども、中心になるものが2つあります。さらにもうひとつ考えられるものを入れて、全部で3つをご紹介します。

まずはその一番大きなものとして、私が実感したのは牛乳と乳製品から離れたことです。

 

▽不純物をからだに入れない

私が排除したもの、それまでよく食べていて一気に断じたものを思い起こすと、その代表格は乳製品(牛乳含め)でした。

普段からあまり食べない人、少量の人は影響も薄いと思いますが、私は子どもの頃からよく食べていました。

牛乳は小学4年生の頃から毎日欠かさず1L以上を飲んでいたし、それがからだに馴染んでミルクを使用した食品も好きでした。

加えてヨーグルト、チーズ、バターと、これらをお菓子類ではなく3回の食事でよく摂っていたものです。

そればかり食べていたわけではありませんが、量としてあきらかに多かったと自覚しています。

牛乳のたんぱく質がからだに合わない人がいる、またそれ自体が悪さをする事例は、世間にも比較的知られた情報だと思います。

私の場合、それを過剰摂取していて、癖や習慣と言おうかもしくは中毒症状に近いのか、とにかく幼い頃に覚えたものが成人になっても続いていました。

それを一旦すべてやめた結果、からだにはっきり顕れていた不調とくに消化器系の病気等が少なくなり、長年にわたり苦しんでいた慢性的な体調不良がすっかり消えて無くなったのです。

これは私の人生を変える出来事でしたが、同時に血の巡りも改善されていったということです。

 

▽アミノ酸スコアの代名詞を断つ

からだが改善された理由を、私は明確に説明することができます。

それは思いきった一手を講じたこと、根気強く続けたこと、また徹底的におこなったこと、さらに、入れるよりも排除することに尽くしたことが、結果をもたらした原因をシンプルに教えてくれたのです。

ひとつは子どもの頃から摂取量の多かった牛乳を含む乳製品すべてを、ほぼ完全に断ったことです。

知らないところで食品に含まれているのはどうにもなりませんが、成分表記を見て買うのをやめることはできます。甘いお菓子類も一切、口に入れませんでした。

同様にして、次に「卵」を遠ざけてからだが変わりました。

動物性たんぱくの代表格と言っても良いものですが、これもまた幼い頃からよく食べていた食材のひとつでした。

アミノ酸スコアが100と優秀なたんぱく源ともされている卵ですが、過剰摂取であることを自覚して、また動物性たんぱくによるリスクも避けるために、食べることを完全にやめました。

ただし、コレスレロールという言葉はまるで頭にありませんでした。それを気にしてやめたわけではありません。

これも仕方なく口に入ってしまうものはありましたが、自ら食べようとすることは一切せずに、結果として大幅な摂取減を果たしました。

このようにして上記の3つをはじめ、からだへ悪さをしていると考えたものをひとつまたひとつと断っていき、ほぼ完全に捨てることだけでドロドロ血液をサラサラ血液へ浄化させました。

現代流で言うところの「断捨離」をしたわけです。

(次回につづく)