バッシュ購入の際に考えるべき7大要素②
前回、バッシュの選び方についてクッション性、グリップ力、接地感の面から解説しました。今回は残りの4要素について解説します。
バッシュの選び方〜フィット感〜
動きやすさの観点からバッシュがどれほど足にフィットするか、というのも大切です。メーカーや製品によって靴の形は異なります。
ローカットとハイカット
大きなバッシュの形の特徴としてローカットとハイカットがあります。足首のホールド感に大きな違いがあります。ローカットとは動きやすさ重視ですが、少し不安定、ハイカットは少し窮屈に感じますが足首を強く固定してくれます。一長一短なので、プレースタイルや自身の捻挫癖を踏まえて選択するのが良いでしょう。
ジャストサイズの選択
サイズ選択もプレーに大きな影響をもたらします。裸足に近い感覚でプレーするのが良いから、とサイズがぴったりなのはもちろん靴紐をほぼ結ばないNBA選手もいます。少し小さい靴や、大きすぎて紐を固く縛りすぎた靴を履くと足の血流が悪くなり時間と共にパフォーマンスが落ちるという研究もあります。サイズ選択は丁寧に行いましょう。
バッシュの選び方〜デザイン性〜
ここからは機能以外の部分になりますが、バッシュ選択の際には大切な要素をご紹介します。
モチベーションのアップ
「かっこいい」、「かわいい」、「好きな選手のモデル」などのデザイン性が気に入っているかはモチベーションに大きく関わります。新しいバッシュを買えば多くの人のモチベーションがしばらく上がると思いますが、特に気に入ったバッシュであればその効果は長く続き、結果練習にも身が入りプレイヤーとしてステップアップするきっかけになります。
相手プレイヤーへの印象
一概には言えませんが、バッシュに拘っているプレイヤーや良いと評判のバッシュを履いている選手へは「上手い」という印象を抱きがちです。こういった印象を靴だけで相手に与えることができ、相手を少しでも萎縮させられれば儲けものです。
バッシュの選び方〜耐久性〜
短い人で半年、長く使っても1年以上使うとバッシュはどうしても劣化してしまいます。管理方法などにも依存しますが、素材や作りも耐久性には大きく影響します。
アウトソール(靴底)のゴムの劣化
特にグリップが売りのバッシュの場合、経年劣化でその力が落ちてしまうと機能性が一気に低くなります。身の回りで使っている人がいるバッシュならばどのくらいの期間使えそうかを聞いてみると良いでしょう。
フレームの劣化
多くのバッシュは合皮でできており、これは汗の塩分、水分や湿気で徐々に劣化していきます。その結果最初ほどのフィット感がなくなりますが、少しずつの変化なのであまり気づきません。その結果いつの間にか使いにくいバッシュになっていることもおるので、外側がどういう仕組みでできているのかなども確認しましょう。
バッシュの選び方〜価格〜
最後に大切になるのがバッシュの価格です。消耗品ではありますが、安易に安いものを選んでしまうのもパフォーマンスの低下につながります。
バッシュの適正価格
販売経路やモデルによりバッシュの価格は大きく変動します。筆者の経験では8000〜15000円程の価格帯であればコストパフォーマンスの高いバッシュが見つけやすいです。
バッシュのおすすめの購入方法
常に最新のモデルや人気のモデルを買おうとすればどうしても費用は嵩みます。したがって1つ2つ古いモデルなどを購入することをお勧めします。機能性で大きく劣ることはあまりありませんが、価格は最新モデルの6割程度などのことが多いです。そういったものを選べば、金銭の負担も少なく、最大限自分に合ったバッシュを選ぶことができます。
おわりに
今回は2回にわたってバッシュ購入の際に考えるべき7大要素について解説しました。それぞれ選択の基準や価値観はありますが、1つの面にこだわりすぎず、総合して自身に合ったものを選ぶことが大切です。パフォーマンスアップはもちろん、怪我のないバスケ生活を支えるのはあなたが選んだそのバッシュです。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら