【レビュー】星澤理論から紐解く、バスケ上達のための術とは?【新作DVD】

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本DVDの講師を務める星澤純一氏は、日本バスケット界で数々の偉業を成し遂げた名将だ。

インターハイ・ウインターカップ優勝という実績と共に、金沢総合高等学校(元・富岡高校)を取り巻く環境は、他強豪高校と比べると異質ともいえる。

県立高校である為、選手のリクルートに限界がある。

そして、体育館の練習環境に制限がある。主に練習で使用できるのはハーフコートのみ。

バスケット通であればあるほどに有名なエピソードであり、星澤氏の指導にある創意工夫を強く印象付ける。

『超シンプル化シャッフルオフェンス』を紹介する本作品は、偉業を成し遂げた日々の取り組みや星澤コーチの思考回路の根幹を学び取れる貴重な教材だ。

http://rs39.net/c/bk/ckhj_1/bl/

コーチは常に様々な外的要因と向き合う必要性がある。

それは、避けられない事実ではないだろうか。

選手の能力、練習環境、チームに関わる人(保護者、プロであればGMなど)、ライバルチームの存在など、多岐に渡る。

それに対するアプローチ方法や問題解決能力がコーチの力量や特徴、または周囲からの評価を決定する。

星澤氏が制約条件が多い中で偉業を成し遂げた事は冒頭に述べた。

冒頭、本DVDでは、星澤氏自身のスポーツ観、さらには人生観に基づいた指導哲学を語られる。

様々な外的要因と向き合い、一つ一つを積み上げる中での大切にされてきた心構えは、実体験に基づき、非常にリアリティがある。

書籍からでは掴みきれない生きたエネルギーを感じ取る事が出来た。

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また、バスケットボール構築の原点が、東京五輪でのバスケットボール男子代表チームHCを務めた吉井史郎氏の理論をベースとされている事も紹介されており、とても興味深い。

『超単純化シャッフルオフェンス』は、星澤氏自身の競技経験、吉井史郎氏の考えに基づいた指導者としての経験を踏まえ、様々な制約条件と向き合う中で考案された戦術であるという。

戦術を実現する為の、一つ一つの理論には、情熱と知性が混在して凝縮されている。

同戦術は「単純性、連続性、融通性」が特徴であると紹介される。

オフボールスクリーンから連続して繰り出されるカッティングプレーから複雑性を排除する事で、導入に伴う苦労を最小化。

シンプルな動きの繰り返しで、チャンスを創り上げる為の工夫は、映像のいたるところで感じ取る事が出来る。

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昨今、育成世代における『個の強化』が叫ばれるている。

それは間違えなく、強化の意味でも、バスケットを愛する競技者一人一人の充実した競技活動の中で必ず必要な視点だ。

だが、ややもすれば、SNSや動画投稿サイトで流れてくるような『ドリブル・ハンドリングスキル』が過度に重視されてしまう傾向もある。

バスケットボールの競技特性を踏まえた上で、別の領域の理解や実践は欠かせない。

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本DVDは、状況判断の為の考え方、スペーシングの理解、オフェンスリバウンドやトランジションディフェンスへの連動性にまで踏み込んだ内容になっており、非常に奥深い。

ここまで、理路整然と整理され、信念を感じさせる理論を構築するまでに、どれほどの苦悩や、試行錯誤を繰り返した事だろうか。

映像を見ながら、この戦術が構築されたプロセスに思いが至るほどであった。次回以降も、私の考える見所を紹介していきたい。

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■追伸

9月3日(月)12時~9月7日(金)16時59分まで、2,000円OFFで手に入れられます。

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