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【片岡編集長のレポート⑫】トランジションディフェンスの有効性について

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愛知県を舞台にインターハイが白熱して開催されていた一方、同時期、U-18男子日本代表チームはFIBA U18 Asian Championship 2018が開催されていました。

4位以上にワールドカップへの出場権が与えられる今大会、日本は予選リーグを2位で通過し決勝トーナメントに進出。1回戦を突破するも、準々決勝のオーストラリア戦で敗退。順位決定戦ではバーレーンとイランに勝利し、大会を5位で終えています。

サイズや体格に秀でたオーストラリアとニュージランドのオセアニア勢もさることながら、招来が嘱望される大型選手が揃うフィリピン、中国と、今大会で台風の目になったバーレーンなど、近い将来ナショナルチームを担う選手のプレーが光りました。

今回は、5-8位の順位決定戦対バーレーン戦より、トランジションディフェンスを取り上げます。

シュート力やドリブル力に長けた大型のオールラウンダー選手を各国が育成する中で、また、NBAのゴールデンステイト・ウォーリアーズに代表されるよう、「トランジションの中でのオープン3P」の試投数を増やし、その確率を高める事が勝敗を大きく左右するようになっている為、トランジションDFの精度を高め、悪いシュートシチュエーションを増やすことは勝利の近道となっていきます。

劣勢の状況で苦しむ日本チームでしたが、トランジションDFが散漫さが目立つバーレーンが生み出す一瞬のスキを見逃しませんでした。

コツコツと得点を重ね、最終ピリオドでの大爆発へと繋げ、最終的には勝利を掴みました。

 

日本代表チームの絶対的なシューターである富永選手にノーマークでボールが回った終盤のプレーを段階的に追っていきたいと思います。

・一見すると、5人全員がハーフコートに戻っているバーレーンですが、トレーラーとして最後にエントリーしてきた選手に対するマークマンが定まっていません。
選手同士で、指やボイスでジャスチャーをし、マークをするように指示を出し合っているように見受けられます。

・問題は、ボールが回る前のDFポジショニングの悪さにあります。

3Pシュートを決めたバーレーンの#6は、悠々とハリーバックをしていますが、この瞬間、誰もマークをしていない状況になっています。(手前の赤丸)。

・画面奥には、富永選手をマークしているウィングプレイヤーがいます。

本来であれば、富永選手のマークを外したくはないのですが、彼が最もボールに近いプレイヤーであり、やむを得ず、ボールマンへのマークへと向かいます。

・その結果、日本代表#4中村選手から富永選手へとパスが回ります。

シューターにとって最も確率が高いと分類されるキャッチ&シュートで、3Pシュートを放ち、見事な放物線と共にシュートが決まりました。

※このシュートを皮切りに、日本代表が怒涛の追い上げを見せ、最終的には見事な逆転勝利へと繋げました。

バーレーンは、どのようにDFの準備をすべきだったのか?

それでは、バーレーンは、どのようにDFの準備をすべきだったのでしょうか?ここでは、トランジションDFにおけるトライアングルの考え方を紹介します。

動画、及び、写真の状況を再度説明すると下図のようになります。

やはり、問題は、X4の選手が『ハーフコートに戻っているが、誰も守っておらず、かつ、スペースを埋めるポジションにもいない』という事です。

一つの現象を抜き出して評してしまうのは酷ですが、前回までのオーストラリア代表の場合には滅多に発生しない現象です。

ハーフコートに戻ってきた際、X5とX4、そしてエースシューターにマークをしているX3の選手と早い段階で身振り、手ぶり、言葉によるコミュニケーションを図り、お互いの領域を確認すべきでした。

下図のように、お互いのポジションを変える事で防げた失点だったのではないかと思います。

・最終的に、バスケットはリングを守る競技である。特定のマークマンをケアする必要のない状況だったX4はゴール下へ移動をしてポジションを取る。

・その際、X5とX4のコミュニケーションが欠かせず、X4の存在によりX5の選手は守備のポジションを微修正する事が出来る。
X3の選手とスイッチできるポジションに配置する事も可能であるし、②の選手に対してX5がマッチアップをしてギャップを埋める事も出来たのではないでしょうか。

◇トランジションディフェンスにおけるトライアングル

近年、トランディションDFにおいて、下図のようなトライアングルを構成し、一時的にゾーンディフェンスのようにエリアを守る時間を織り交ぜながら、マンツーマンへと移行していく形でディフェンスの態勢を整える考え方が提唱されています。

・ボールを運んでくる選手に対する守り方などはチーム固有のルールがありますが、一時的に、ここでは割愛します。
まず、真っ先に戻る選手は、ゴールとゴールを結ぶラインを守るポジションに配置し、少しでもDFマンとしての存在対効果を高める配置にスプリントで戻ります。

・次に続く選手がいる際には、X1がゴール下へと戻り、X1のポジションをX2が埋めます。
そうする事で、X2がスプリントする距離を最小限に抑えつつ、効果的に守れるポジション配置となります。

・続いて、3人目のDFが戻ってきた際にも、トップの位置を任せます。
3名でトライアングルを作るような体制を取り、他のディフェンスが戻るまでの時間を稼ぎます。

・その後、残りのDF選手の戻りを待ち、数的不利にならないように最大限のコミュニケーションを図り、徐々にマッチアップへと移行します。
仮にBIGマン対Smallマンのミスマッチが発生している際には、ボールが反対サイドにある時間帯を利用し、当該選手同士でスイッチをして本来のマッチアップに移行する事が重要です。

 

バーレーンのケースで言うと、X4の選手、またはX5の選手がトライアングルのトップで待ち構える形で日本の5人目の到着に備えても良かったかもしれません。

次回以降は、トランジションディフェンス強化のためのドリルや、原理・原則について、さらにご説明をしていきたいと思います。

各チームにはディフェンス能力についても固有の特徴(走れる、声が出る、ディフェンスにおける視野が広い、味方に指示を出せる・・等々)があると思いますので、別の手法での守り方もあると思います。

例えば、どのような状況でもBIGマンには一目散にゴール下へとスプリントをしてハリーバックを要求する事で、ハーフコートオフェンス開始時のミスマッチのリスクは軽減する事が出来ます。

求められるのは、固有の状況に適応したフィードバックやチームファンダメンタルの構築です。

新チーム初となる夏場の大会を迎えるチームも多いのではないかと思いますので、自チームにおけるトランジションディフェンスのルールの整理、練習試合の映像などを活用し、トランジションディフェンスに対する選手の理解や発見を促すビデオセッションなどは、投資する時間やエネルギーに対し、ゲームに与える影響力も大きい、コストパフォーマンスの高い領域となると感じております。

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