【バスケ】「ティーチング(教える)」ではなく「コーチング(導く)方法を考えてください。【指導】
先日、ネットニュースを見ていると野球日本代表の4番 筒香選手が
どのようにして開眼したのか?という記事を見つけたのですが、
その記事の中で、「ティーチング」と「コーチング」の
【違い】について、書かれていました。
スポーツに限らず、誰かに何かを教えるという行為には
必ずついて回る事柄なのですが、
今日は、この違いと重要性について、お話しさせていただきます。
■ティーチングとコーチングの違い
まず、ティーチングとコーチングの違いについて調べてみました。
・ティーチングとは…?
知っている人が知らない人に教える、できる人ができない人に教える指導法です。
言ってみれば「自分が持っている知識、技術、経験などを相手に伝えること」と定義することができるでしょう。
この性質から、基本的に、コミュニケーションスタイルは、一方通行となります。
つまり、カンタンに説明すると
「指導者や親が自身の意見を、一方的に伝えること」です。
それに対して、、、
・コーチングとは…?
「問いかけて聞くことを中心とした”双方向なコミュニケーション”を通して、
相手がアイディアや選択肢に自ら気づき、自発的な行動を起こすことを促す手法」
簡単にいうと、指導する側とされる側が、ディスカッションし
「その選手の個性を受け入れるながら、気付きを促す」ということだと考えます。
冒頭でお話しさせていただいた
筒香選手も、あるコーチと出会うまでは自身が思い描くバッターではなく、
「ホームランバッターはこうだ!」という
概念にとらわれたコーチたちに、一方的に指導されていたといいます。
あなたは、いかがでしょうか?
例えば、3対2の場面があるとし、自身が思い描いていた
展開とは違う場合、どのように声をかけられていますか?
「●●だろ!」「あそこの場面は▲▲で攻めろ!」
このように、理由も自身の概念だけで選手を指導されていませんか?
■「ティーチング」と「コーチング」それぞれのメリット
しかし、一概にティーチングが悪いというわけではありません。
ここで、それぞれのメリットについてまとめてみました。
・ティーチングのメリット/デメリット
【メリット】
・一度に大勢の人数を育成できる
・思考や価値観の統一を図ることができる
・コーチングに比べて速く選手を育成できる
【デメリット】
・指導する指導者の力量に育成幅が左右される
・選手たちの個性は目立たなくなる
・選手たちが受身になる
・コーチングのメリット/デメリット
【メリット】
・選手の考える力を育てられる
・選手の個性を伸ばし、自発的な行動力や応用力が身につく
・様々なことの再現能力を高められる
【デメリット】
・一人の選手を教えるのには時間がかかる(意図が伝わらなくなる)
・根気がいる
・選手によっては、受け入れられない場合がある
以上のように、それぞれにメリットとデメリットが
存在すると思います。
例えば、技術的なノウハウを選手に伝える場合は「コーチング」
選手の人間性を高める場合は「ティーチング」といったように
使い分け方次第で、選手はグングんと伸びてくれると思います。
このような特徴を活かして指導することで、2018年
あなたのチームは大きく変わることができると信じています。
今時の子供たちを教える、指導者の方が「絶対に言ってはいけない言葉」とは…?
http://rs39.net/c/tr/ctej_1/bl/
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