【バスケ】フロントチェンジだけで抜く技とは!?

オフェンス スキルアップ トレーニング ドリブル 指導法 練習法 育成法

いつもワンパターン…。

試合でも一生懸命抜こうとするけれどなかなか抜けない選手に、簡単な抜き技を教えてあげたい…

このような悩みを抱えていませんか?

 

実は、少しだけドリブルのリズムを変えることで、抜き技を習得することができます。

今回は、簡単なドリブル練習に少しステップを加えた、リズムドリブル練習法をご紹介していきます。

 

 

振り子ドリブル

両手を広げたくらいの幅にコーンを並べます。

コーンの前に、股関節と膝を曲げて低く構え、振り子のように左右に大きくフロントチェンジをします。

右から左へ、左から右へ…。

 

目安は、置いたコーンの幅です。

肘をできるだけ伸ばし、大きく左右に振ります。

 

このとき気をつけることは、ドリブルが高くなりすぎないことと、うまくやろうとしないこと。

どうしてもミスを恐れて、小さなまとまったフロントチェンジになりがちです。

 

そうすると、試合で相手を揺さぶるくらいの大きな切り替えは出来ません。

練習では、最初は失敗してもいいので、できるだけ大きく腰より低いドリブルを心掛けてください。

 

 

振り子ステップドリブル

次は、振り子ドリブルをもっと幅広くしていきます。

コーンの幅をもう20cm~30cm広げてください。

 

ボールが右へ行くときは身体も右へ移動し、ボールが左へ移動するときは体も左へ移動させます。

 

ステップは、移動する方向の足から踏み出します。

右へ行くなら足は、右・左・右。

左へ行くなら足は、左・右・左。

 

ミスを怖がらずに、ボールをできるだけ大きく低く動かせば、身体も大きく移動します。

 

 

振り子ステップリズムドリブル

ステップしながらの振り子ドリブルができたら、今度は少しリズムを変えていきます。

フロントチェンジの間に、1つドリブルを入れます。

 

1ドリブルして振り子ステップドリブル、1ドリブルして振り子ステップドリブル。

これを繰り返します。

 

意識することは、ミスを怖がらずに大きく低くすること。

最初のうちは、大きく横にボールが飛んで行ってしまうかもしれませんが、慣れてくるとキャッチできるようになってます。

ですので、小さい振り子にならないように、できるだけ横に大きくするよう指導してあげてください。

 

 

試合と関連づける

止まったまま(ステイ)の状態でドリブル練習をしているチームは多いですが、動きながらのドリブル練習まですることで、グッと試合に近づけることができます。

 

先ほどの「振り子ステップリズムドリブル」を試合の場面に想定してみます。

1ドリブル→振り子ステップ→前へ進む

 

この動作、ディフェンスを抜く状況と同じだと思いませんか。

同じリズムでだけではなく、振り子ステップのリズムを変えてみることで、もっと試合を想定した練習になります。

 

色々なリズムでやってみると良いと思います。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

これまで抜くポイントが分からず、ディフェンスに止められていた選手も、リズムを変えることでフロントチェンジだけでも抜くことができるようになります。

 

ぜひ、一度練習してみてください。

 

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