【バスケ用語】「ルーズボール」とは? 意味・使い方・練習法
「ルーズボール」とは
バスケットにおいてルーズボールとは、ライブの状態でどちらのチームもコントロールしていないボールのことを言います。
どちらのチームもコントロールしていないため、ルーズボールを1回キープするとオフェンスが1回増えます。
逆に言えば相手チームのオフェンスが1回減るため、積み重ねると1試合中のオフェンス回数が違ってきます。
また、リバウンドも同様に、1本でも多く取ることで攻撃回数が増えるため、間接的に得点に関わってくると言えます。
「ルーズボール」の同義語・類義語
ルーズボールの同義語は、「ニュートラルボール」と言い、英語では「Neutral ball」と表記します。
「ルーズボール」の使い方
- ○○選手はルーズボールが強い
- あの1本のルーズボールが勝敗を分けた
「ルーズボール」が起きる場面
一言でルーズボールと言っても、どんな時に起きるのでしょう。
注意して見ていると、1試合を通してたくさんのルーズボールがあります。
特にミニバスや中学では、ミスも多いため頻繁に起こります。
- 試合開始のティップ
- パスミス
- パスカットで弾く
- キャッチミス
- リバウンドから弾く
など、他にも多数の場面があると思います。
これらをキープすると…この回数分のオフェンス回数が増えるのです。
かなり重要なことが分かると思います。
そこで、ミニバスでもできる簡単な練習法を、次にご紹介します。
「ルーズボール」の練習法
とっさの反応力を身に付けるルーズボールの練習法をご紹介します。
2人組になります。
コーチと選手、保護者と選手、選手同士、どんな2人でも練習できます。
1人がボールを持って、もう1人がパワーポジションで構えます。
ボールを持っている人は、自分の周りにボールを落とし、もう1人は1秒でも早く拾います。
拾ったらボールを返します。それを10本続けましょう。
小さな学年の子は、5本~8本でレベルに合わせて調節しても構いません。
私の学生時代もルーズボールの練習はしましたが、少し浮かせてボールが落ちるまでに拾う、というものでした。
ですが、実際の試合ではボールは転がっていることが多いため、転がしたものをいち早く拾う方法が実戦的ですね。
初めのうちは、拾うことに集中して少しでも早く拾って返すということを繰り返しましょう。
慣れてきたら拾った後の歩数も意識すると、より実戦的になってきます。
そう、トラベリングをしないことですね。
2歩以内でドリブルやパスを入れるなど、組み合わせた練習法もGoodです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バスケットにおけるルーズボールの意味・使い方・練習法をご紹介しました。
- ルーズボールをキープする回数でオフェンス回数が変わる
- 間接的に得点が変わる
- 試合の結果が変わる
このように、ルーズボールが試合を動かす影響を持っています。
モノにするしかありませんよね!
あなたのチームでも、ルーズボールに強い選手が増えると嬉しいです。
ぜひ、練習や指導の参考にしてみてください。
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