【梅原トレーナーのからだづくり哲学】楽しさを伝えることを頑張りすぎているあなたへ
スポーツ指導に従事する方々からしばしば、「子どもにスポーツの楽しさを伝えたい」という言葉を聞く。 同じようにして、バスケットボールのコーチたちにも「小学生の子たちに、ぜひバスケを楽しいと思いまた好きになってもらいたい」という声がある。 皆曰く、幼い頃から勝ち負けに囚われるような状況にはしないで、その後もずっとバスケットボールを続けてくれるように、普及の目的で指導を行いたい、ということだ。 私も同感、賛成である。至極真っ当な考えであり、とても強い志だと敬意を表したい。 その上でひとつ、ズレを感じるところがある。