【バスケ】リバウンドの成功率をアップさせるキホン【制する】

スキルアップ

今回は、リバウンドについてお話したいと思います。

試合の中でのシュート成功率は平均で50%と言われています。

つまりあなたのチーム、相手チームのどちらも良くて半分は入るが半分は外れるということです。

その中で勝敗の鍵となるのが「リバウンド」です。

例えば

  • 相手と同じぐらいの成功率なのに試合に負けてしまう…
  • シュートを決められていないのに失点が多い…
  • ディフェンスばかりしている気がする…
  • シュート自体は外れていないけど点が取れない…

このように思われたことがあるなら、それはリバウンド獲得数の差だと考えられます。

なぜなら、ディフェンス時にリバウンドを取られてしまうとセカンドからシュートを決められてしまい相手のシュート成功率が上がってしまいます。

また、オフェンス時もリバウンドを取られなければ単調な攻め方となってしまいます。これではリードすることは難しくなります。

そのためにもリバウンドは相手に背中を密着させるターンを覚えることで今よりも獲得することができ、勝利をぐっと近づけるチャンスとなります。

本日は、リバウンドをとるコツについて解説したいと思います。

スクリーンアウトは背中を相手に密着させる

スクリーンアウトとは、リバウンドに入ろうとする相手に対して自分の背中を相手に密着させて動きを封じる技術のことをいいます。

「リバウンドは背中で取れ!」という言葉があります。

というのも背中を相手に密着させなければスクリーンアウトを交わされてしまいリバウンドを取られてしまうのです。

大げさではなくそれぐらい「背中」を相手に密着させることは重要です。

必ず教えたい2種類のターン

リングは自分の背中側そして相手は目の前なため、シュートが打たれた時点でターンしなければ相手に自分の背中を密着させられません。そのターンの種類は2種類あります。

この2種類のターンは必ず選手に教えてあげてください。

■フロントターン

シュートが打たれた際、相手が自分の目の前でリバウンドに入ろうする時、引いている足の方へ相手が動いてきたら、引いている足を軸足に背中を密着させにいくことで、相手を抑えることができます。これがフロントターンです。

■バックターン

逆に相手が前に出ている足側へ向かっているのなら。そちらの足を軸足にして回ることでスクリーンアウトを行えて相手を抑えることができます。これがバックターンです。

どちらのターンも相手を抑えることがポイントとなるので背中を密着させるようしましょう。

また、ターンの際に先ず体を縦にして(どちらかの足が前に出る状態)にすると上手く体をターンさせられます。

ファールになる場合に見直すポイント

よく耳にするのが、

  • スクリーンアウトを行っているのにすり抜けられてリバウンドを取られる。
  • スクリーンアウトしているけれどファールを取られてしまう

ということです。これにもちゃんと理由があります。

・すり抜けられてしまう場合のダメな例

この場合の選手のできていない特徴として背中を密着させられていない選手が多いです。

シュートが打たれるまでボールとマークマンを見てターンまではできているのですが、肝心の背中を密着させることができていません。なぜなら、ボールウォッチャーになってしまうからです。どちらかというと相手よりもボールの行き先を気にしすぎて相手に背中を密着させるのが半歩遅れるのです。相手の方がそのままの姿勢で前にリバウンドを飛び込むだけでいいのですからこの半歩の遅れは致命的となってしまい、リバウンドを取られてしまうのです。

・ファールを取られる場合のダメな例

こちらも上記のパターンと同じですが、上記よりも少しだけ意識は相手にあります。

しかし背中を密着させることに関しては完全にできていません。

そのため、腕の力だけで相手のリバウンドに飛ぶこむコースを抑えようとしてしまいます。

バスケットボールはシリンダーと呼ばれる自身を中心とした筒状の部分から腕を伸ばして相手を抑えるということはファールの対象となってしまいます。

せっかく相手チームのシュートが外れてしまってもリバウンドでファールを取られすぎてしまうと元も子もありません。

まとめ

いかがでしょうか。

もしも、あなたのチームの選手が上記2つに当てはまるのであれば、背中を密着させるターンを指導してあげてください。

たった2種類のターンですが、相手もリバウンドを取るためにフェイントなどの動きを交えてかいくぐろうとしてきます。そんな動きに合わせて普段から背中を密着させるターンを覚えさせることで、今までよりもリバウンド数を増やすことができます。

ぜひ、指導の参考にしてあげてください。

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら