フットワークの重要性

移動用

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ストレッチから始まりアップ。

さらには、スタミナ強化のためのシャトルランや
シュート力アップのためのシュート練習など。

様々な技術をアップさせるために
日々の練習に励んでいるかと思います。

しかし、その限られた練習時間の中でも
多くのチームがより長い時間を費やしているのが
『ディフェンスフットワーク』です。

その理由とは…?

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どれだけチームや個人のオフェンス技術が長けていても、
オフェンスには、チームの攻撃リズムや個人のリズムが伴い、
その日のコンディションなどによって、左右されることが多いです。

対照的にディフェンスには、そういった波がありません。

オフェンスが波に乗れないときでも、ディフェンスが常に安定していれば、
ゲームをコントロールできることができます。

ディフェンスが良くないチームは、ひとたびシュートが入らなくなったら
その試合で打つ手でなくなり、チームの攻撃リズムや
個人のリズムをつかむまで、相手よりも多く得点を奪うことができません。

ディフェンスがうまくいかない(かんたんに抜かれてしまう)のには、
守るという強い意志がない場合が多いといわれます。

ディフェンスフットワークは、練習量とメンタル面が
とても大きく関係してくる技術です。

足を動かせず相手にかんたんに抜かれたり、
シュートチェックが遅れるなどは、

一概には言えないが、多くの練習量で得た強靭な下半身と
フットワーク練習から得たメンタル次第で、
ディフェンスの出来の良し悪しが決まることがほとんどです。

例えば、コートに立つ5人の内、
1人でも適当な気持ちでディフェンスしてしまったら、
チーム全体のディフェンスは機能せずに、かんたんに得点を奪われます。

実際に、マンツーマンをきっちりと行っているチームよりも
ローテーションを多く行うチームのほうが、
確実に得点を多く奪われるケースが多いです。

その理由が、ドリブルで抜かれたあとに、2対1や3対1といった、
アウトナンバー(数的不利)を作られやすいから。

その結果、オフェンスに多くの選択肢を持たせて攻めさせることで
多くのシュートチャンスを与えてしまい、
得点を奪われて、試合では負けてしまいます。

このようにディフェンスフットワークは
オフェンスのようにチームに1人上手い選手がいても、
チーム全体のディフェンス力を向上させなければ
かんたんに得点を奪われ、試合には負けてしまいます。

しかし、このディフェンスフットワーク練習。
誰もが辛い練習であり、脚力が弱い子は
ディフェンスを苦手としてしまう子が多いです。

さらに、試合の40分間を100%の力で足を動かすには、
相当量の練習量が必要となってしまいます。

試合後半で足が止まり、相手にかんたんに抜かれて
逆転されてしまうなどといったケースはよく見かけられます。

しかし、どんな試合でも40分間、足を動かせ続けられる
ディフェンスフットワークがあるとすれば…?

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通常のディフェンスフットワークでは、
足を多く動かすことで相手のスピードに振り切られず
切り返されたときなどにも対応できるように
「足を動かせ!」という指導はよく耳にします。

しかし、先ほど説明した通り
自然と脚力が弱い選手などは足を出せずに
かんたんに相手を抜かれてしまうケースが多いです。

また、脚力に自信がある選手でも
100%の力を出し続ければ、試合の後半になると、
足への負担は相当なものとなります。

しかし、金田先生率いる桐朋高校は
「足から」から身体を動かすフットワークではない方法で
全国の強豪校のオフェンスを40分続けて封じることができたのです。

その方法とは、「身体全体でフットワークを行う」ということ。

金田流フットワークでは、一般的に足から動かすフットワークではなく、
肘から身体を引っ張られるように足を動かします。

このように、通常のフットワークとは違い、足だけの力に頼ることなく、
身体全体で体重移動を起こし足を動かすため、負担が軽減され、40分間、
100%の力で動き回ることを可能にしたフットワークを編み出しました。

これにより、今までフットワークに苦手意識を持っていた脚力が弱い選手や、
試合の後半で足が止まる選手なども相手を守れるようになることができる。

それが金田流「ディフェンスフットワーク」なのです。

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