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【小谷コーチのバスケットボールを分析しよう!】「MIN」を分析する

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こんにちは!小谷究です。

私は現在、流通経済大学スポーツコミュニケーション学科で助教を務めています。

また、同大学バスケットボール部を指導しています。

このメルマガでは、バスケットボールを分析する方法について一緒に勉強して行きましょう。

ボックススコアにおいて分析する最後の項目は出場時間にあたる「MIN」になります。

「MIN」は、これまでに紹介したボックススコアの項目のように起きた現象を集計するのではなく、コートに足を踏み入れた時間とベンチに下がった時間を記録して、出場時間を算出しなければなりません。

まず、FIBAルールで行われるゲームは1クォーター10分の4クォーター制で行われるので「NIN」の最大は「40」になります。

一方、世界最高峰のバスケットボールリーグであるNBAのゲームは1クォーター12分の4クォーター制で行われるので「NIN」の最大は「48」になります。

ただし、規定の時間が終わっても同点の場合には、勝敗を決定するために「5」分のゲームを継続する「オーバータイム」が行われ、延長時限において同点だった場合には、さらに5分のゲームを継続する「ダブルオーバータイム」、「トリプルオーバータイム」と勝敗が決するまで5分のゲームが継続されます。

したがって、FIBA ルールのゲームでは「MIN」の最大がオーバータイムの数に伴って「45」、「50」、「55」と「5」ずつ増加します。

しかし、Bリーグの前身であるNBLの2013-14シーズンについて分析した網野によると全337ゲーム中、オーバータイムに至ったゲームは4.2%の14ゲームであったといいます。

つまり、オーバータイムはそれほど頻繁に発生するものではなく、大抵のゲームは「MIN」の最大が「40」になるといえます。

したがって、複数ゲームにおける「MIN」の平均を分析する際にそれほどオーバータイムを考慮する必要はないといえるでしょう。

もちろん、「MIN」をゲーム自体の時間で除した方がより正確な分析になりますし、ボックススコアが1ゲーム分しか手に入っていない場合には、そのゲームがオーバータイムに至ったかどうか、つまりゲーム自体の時間がどれだけあったかが、「MIN」を含め各項目に大きく影響を与えるので、ゲーム自体の時間の把握から「MIN」を分析することが重要になります。

例えば、Bリーグ2018-19シーズンの第14節、京都ハンナリーズとシーホース三河のゲームはダブルオーバータイムまでもつれ込み、このゲームにおいてデイヴィッド・サイモン、ジュリアン・マブンガ、ケネディ・ミークスの3名がダブルオーバータイムを含めてフル出場を果たしており、「MIN」は「50」を記録し、ジュリアン・マブンガに至っては42得点、11リバウンド、16アシストで「トリプルダブル」を達成しました。

この記録達成は、通常のゲームより10分も長くプレーしたことによるところが大きいといえるでしょう。

 

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