【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.191「勘は訓練で伸びる」

こんにちは、梅原淳です。

動画の彼らは流れるようにタップしているように見えますね。

脚の使い方など、動作をしっかり練習してそれをボールで実践しているものですが、この練習で隠れた要素があります。

じつは飛びつく「間」の感覚を、知らず知らずに養っているのです。

勘の悪いジャンプだとこうはいきません。
ボードに当たるのを目視してから跳ぼうとするので、一人ずつ区切られたタップとなり、グルグルときれいに回すものにはなりません。

この動画のように自分の順番がサーッと流れて一連の動きになるのは、全体が繋がっている証拠です。

その秘訣は、彼らがボールへ飛びつく勘を持ち始めてきたからです。
息が合っているとも言えますし、それは彼ら一人一人のリバウンドの勘が冴えているからです。

この能力はトレーニングで鍛えることができ、競技に大きなプラスを与えます。
ぜひあなたもリバウンドボールへの勘を身につけてください。

何度も見返してからだへ入れましょう。まずは感じることから。

動画（IMG_1052）

（了）

この記事を書いた人梅原 淳
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル･スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。