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マイボトルのすゝめ

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5月12日、私は新幹線景気で賑わう金沢にいた。

私学であるこの高校の今年度の新入部員は、当初の予定より大幅に増えて18名となった。

3月末に訪問した際、入学の決まった彼らが練習に顔を出していたときは11名であったから、入学式の後さらに7名の入部者が来たことになる。

3,2年の上級生は14名、日本の高校バスケ部としては少ないほうであったが、ここに新入生が18名加わって一気に32名の大所帯となった。

▽数が多いことの不利益

これまでの倍以上の人数になると、練習も当然に流れが悪くなる。場所にしても道具にしても行動にしても、数が増えれば内容は薄まり質が落ちるという反比例が必ず起こる。

この状況を修復可能なものについては、すぐに対策を講ずる必要がある。

まず練習やトレーニングの内容は、担当のコーチが創意工夫して新たに組み直せば良い。2年前には今年に近い部員数であったことを考えれば、そこからもっと発展させて今年のベストを構築していくことができる。

道具の数量や練習場所・練習時間などは変えることができないので、これまでどおりの与えられた環境の中でやっていく他はない。ただし前述と繋がる話で、あるものの中で自分たちが創意工夫することで突破していく部分である。

人が多くなると主体性が薄くなり、人任せになったり行動力が弱くなることも懸念される。しかしそれはチームであらかじめ注意すればよいことである。コーチと選手、さらに選手間においても日頃から働きかけていくことで、問題は最小限にできると考える。

では私が個人的に、この2日間のトレーニングにおいて不備に思い、あえてマネージャーに変えるよう指示を出したことをひとつお話ししたい。

それは「水分補給」についてだ。

▽一カ所に皆が集まってくる

チームで管理するスクイズボトルが5,6つほどあり、さらに10数リットル入るジャグタンクが体育館のステージ脇に置いてある。スクイズボトルもその隣に置かれている。

選手は練習の最中にも各々で水分補給するので、ときに何人も一度にやってきてそこに人の塊ができる。これが大きく練習の流れを滞らせてしまう事態に直面した。

コートを縦に使ってフットワークなどを行うので、ただでさえステージ前には選手がたくさん並んでいる。

そこに加えて、水を求める人の塊が一部の場所にできるため、その行き来が邪魔になって練習のテンポが崩れ、高く保ちたい練習強度と勢いが作れなくなってしまった。

ステージ前がごちゃごちゃと混雑していると皆の気が散ってしまい、また水を飲む順番を待っているために他の選手がやっている様子をまったく見ていない。

人の動きも見てさらに勉強しよう、みんなで声掛け合って頑張ろうといつも言っているが、水渋滞のせいでそれをしなくなってしまった。

▽一つの対策

すぐにマネージャーに言って、まずスクイズボトルを一カ所に固めて置かずに、ステージ全体に広げて置いてもらった。

そしてでかいジャグタンクを体育館の壁際に移動させた。ちょうど長机が倉庫にあったので、その上にタンクとその他諸々の道具をすべて置くことにした。

ボトルやタンクの水が無くなり、体育館の外に持っていって補充してくる場合も、ステージより壁際にあったほうが断然やりやすい。マネージャーにとってもこのほうが確実に仕事をしやすいはずだ。

ありがちの「水が入ってないぞ!」の不満も解消されるだろう。

▽自分のボトルを持ってくる

練習の妨げになる水問題を解決した上で、選手たちには水分補給を自分で管理し行うことを提案してみた。

それは各自、自分の水筒を持参するということ。これは多くの面でプラスに働くと私は考えている。

(1)衛生面
最近お決まりのインフルエンザなどの病気について、感染拡大を防ぐには各自違う入れ物を使うことが一番である。

(2)ボトル数の不足を補う
スクイズボトルはチームに5,6つほどしかない。部員数が30名を超えた中でその数では足りないし、足らないからこそ水飲み待ちの列ができて、練習に支障が出てしまう。個人で持ってくればその問題はあっさり解決する。

(3)自分の體に必要な水分補給ができる
真水が良い人もいれば、スポーツドリンクが良い人もいるだろう。場合にはお茶とか、常温で飲みたい人だっているかもしれない。

マイボトルであれば、自分に必要なものを摂取できるし、それで体調の自己管理への意識も強くなっていくことだろう。

(4)自立への一歩

おそらくミニバスなど小学生のときは、各自が水筒を持参していたはずである。これが高校ともなると、ボトルやボール、果ては食事に至るまでチームが準備してくれることもある。これではいつまでも自立しない。

せめて自分のことは自分でするように促せば、考え方も行動もしっかりした人間に育つのではないだろうか。自分の水分補給は自分で考える、準備する。

▽すべてにおいてプラスのマイボトル

何事もすべてチームが準備してくれ物も場所も揃えてくれている。そういう他者に頼った生活から自活に変えていくことも、マイボトルによってはじめの一歩を踏み出すことができるだろう。

マイボトルをはじめることは、水渋滞による練習の妨げもなくなり、各自飲みたいドリンクを飲めて、体調管理を自ら行う習慣が身につき、心身が自立する。これは最高の教育となり訓練となる。

実際に翌日の練習において、多くの選手が水筒を持参していた。

これは私が言ったからそうしたのでは決してなくて、水分補給時の鬱陶しさを彼ら自身がじつは強く感じていて、本当に解消したいと思ったのだろう。彼らも人が増えて対応できずイライラしていたのだ。

さあ今日からはあなたも自分の水筒を持って練習に行こう。ぜひお勧めする。

(了)

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