【バスケ】リング下のシュート率を上げる方法【シュート】

オフェンス シュート スキルアップ 指導法 練習法 育成法

筆者は、小学生を指導していますが、6年生でも女子はとにかくよくシュートを落とすんです。

それもリング下。しかもノーマーク。

ちょうど、アップも兼ねてリバウンドシュートを練習メニューに入れていました。

ディフェンスもつけていないし、自分でボールを上げてリバウンドしてシュートするだけ。

当然、リング下45度からのシュートです。

たったこれだけのシュートを何本も続けて落とすんです。

「ミニバスなら仕方ないのかな」

「そんなに能力が高い子たちじゃないから無理なのかな」

そう思いながら、なぜこんなにも落とすのか選手たちのシュートをしばらく観察しました。

そうすると、ほんの些細なことに気づいたんです。

入らない原因

リング下シュートって、小学生の子たちにとってはコントロールの仕方が分からないんですね。

スナップをかけていないことに気づきました。

打った後の手が、フワフワしている選手や、あちこち向いて安定していない選手がほとんどでした。

ミドルレンジやロングシュートは、日ごろから構えとフォロースルーを意識するよう常に声掛けをしていますが、リング下は距離が近いせいもあって私自身が注視していませんでした。

子どもは大人よりも吸収が早いので、流れの中で自然と身についていくと考えていました。

でもそれが大きな間違いでした。

持ち方から指導

私は、ワンハンドの選手にもボースハンドの選手にも、手のひらに空間を作らずベタ持ちするように指導しています。

なぜかというと、

1.手のひら全部でスナップをかけるほうが強いシュートが打てること

2.空間を作ろうとすると指先だけでボールを持ち、安定しないから

この2つです。

ワンハンドの選手は、持ち手側の耳上にボールをセットし、中指をまっすぐになるようベタ持ちで構えます。

ボースハンドの選手は、額の上にボールをセットし、ベタ持ちで親指と人差し指の延長線がブーメラン型を描くように構えます。

シュートの際に意識することは?

どちらの持ち方も、まっすぐ投げること最後までスナップをしっかりかけることを意識します。

強いスナップをかける方法は、ボールが手のひらから順に離れていって、指先で強く弾いてボールに回転をかけます。

シュートを放った後は、必ず手首を返します

初めのうちは、上手くコントロールができずに強すぎてリングを越えてしまうかもしれません。

それでも構いません。

スナップをかけずに弱いふわっとしたシュートよりも、越えてしまうくらいの強いシュートのほうがいいんです。

必ず、まっすぐ放って手首を返すこと

効果あり!

ある一人の選手に、リング下シュートの際に手首を意識させたところ、しっかり回転のかかった強いシュートが放てるようになりました。

そうするとボードに強く当たり、鋭くネットを揺らすようになりました。

まだ安定していないので落とすシュートもありますが、繰り返し続けることで身体が覚えシュート率が上がっていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私が指導するチームで実際に起こった出来事から、リング下シュートの練習法をご紹介しました。

やはり指導する中で、リング下ノーマークシュートは100%決められるようになってほしいものですよね。

ぜひ、練習や指導の参考にしてみてください。

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