【梅原トレーナーのからだづくり哲学】食べるトレーニングを考えよう!40「解熱のときの野菜」
食べトレ39では、蓮根湯(れんこん湯)をご紹介しました。
蓮根は栄養価が高く、さらに発酵性の醤油で腸内環境をサポートし、生姜で冷えた体内を温め、かつお湯で水分を摂る。
私はよく喉に影響が出るので、今回のウィルスとの激闘でもかなり痛くなりました。
気管支が狭くなることはありませんでしたが、体調が落ちたときは必ずれんこん湯をつくります。
そして今日はもうひとつ、解熱への促しで飲んだ「大根湯(だいこん湯)」をご紹介します。
作り方はれんこん湯と大きく変わりません。
大根をすり下ろし、生姜もすり下ろし、醤油と番茶を入れて飲みます。
もう少し具体的に書きます。
1.大根を2〜3cmくらいでカットして、すり下ろす
2.生姜を1cm四方ほどの大きさにカットしてすり下ろし、絞って汁を入れる
3.醤油を大さじ一杯入れる
4.熱い番茶を注ぐ
容器は大きなコップか、あるならどんぶりに入れるとベターです。
熱いうちに飲んで、布団に入ります。
私はさらに、汗を掻くため着込みました。
免疫を司る細胞にも頑張ってもらい、また動物性の脂やたんぱくなど、体内に溜まった悪いものを消化し流し出すためでもあります。
要するに代謝を上げるための策です。
食品に含まれるものは汗から出るのではなく、あくまで消化器を通して便と尿で排泄されます。
そのために胃や腸へ働きかけて、寝ている間に活動量を上げてもらおうということです。
私の場合、熱は一度寝ると下がります。
だからといって安易に風邪が治ったと思ってはいけないので、油断せず「飲んでは寝る」を治るまで続けます。
もし学校や仕事を休んだのならば療養できるのですから、5〜6時間ごとにこれを繰り返せば、おそらく2〜3日で大方の人は治るはずです。
病院でもらう解熱剤を頼りにしている人は、外の力なので体調は思うように回復しないこともあるかもしれません。
からだの自然免疫が働いて治癒されていくのは、内の力です。
自らの再生する努力で治しますから、解熱も復調へのたしかな兆しと言えます。
風邪が治った証の解熱と、ただ直接に解熱だけを狙った場合と、そこは意味がまるで異なりますから、用心する必要があると思います。
風邪はひかないことがベストですが、もし今度インフルエンザなどに罹ったら、一度試してみてください。
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(了)
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル・スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。
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