【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.163「コンタクト練習で成果を出す秘訣」

トレーニング フィジカル(身体) 梅原 淳 練習法

みなさんこんにちは、梅原淳です。

コンタクトに強くなりたい、そのように言うチームは多く、とくにコーチの方々から相談を受けます。

慣れをつくるために、私も「おしくらまんじゅう」みたいなことから入ったりするのですが、今回は先へ進んだ話をしたいと思います。

最終的にプレイで起こるコンタクトは、狙い澄ましてアタックするもの・・・ではなくて、偶発的なものであることを理解しておかないとミスをします。

ぶつかり稽古やウエイトトレーニングをしても、期待ほど大きな成果が出ない場合が多いかもしれません。

すでに経験済みの人もいるはずです。

これは、コンタクトがバスケットボールのなかで起こっていることを省いてしまうことに原因があります。

シュートを打つ、ドライブする、リバウンドを取るなどの主となるプレイがあって、そのなかで時として身体接触も起こるのですから、主の動作を行いながらコンタクトを鍛える必要があります。

そうすれば力としてではなく、技量としてコンタクトを習得することができます。

もうひとつ、脳は一つの動作しかコントロールできません。
ボールへ意識を持ちながら体のぶつかり合いを行うことは、高度な技量です。

その面もあるので、やはりコンタクトは動作の中で行うのがベターでしょう。

今回はリバウンドを想定したコンタクトの動画です。

単純なかたちですが、ぶつかることに意識が偏る人は跳ぶことを忘れています。
腕も上がっていませんね。

反対に跳ぶことだけになっている人もいます。
コンタクトが無くなっています。

こうやって二つの要素を入れて訓練していくと、技術レベルを上げられます。
コンタクトも技として、技術練習に取り入れましょう。

それでは今日はここまで!心から応援しています!

(了)

 

この記事を書いた人梅原淳梅原 淳
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル・スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。
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