【片岡編集長】リトアニア代表はドンチッチを抑えられるか(4)

スキルアップ ディフェンス 動画 戦術 片岡 秀一

6月29日(火) から各地で東京五輪に向けた最終予選が開催されています。

最終日は7月4日(日)。各大会の優勝チームが東京五輪に出場します。

予選リーグの注目カードである[ギリシャ対カナダ]の試合ではカナダ代表が勝利。息の詰まる戦いが続いています。

リトアニア開催のオリンピック最終予選(OQT)での決勝カードは、[リトアニア対スロベニア]となる事が濃厚です。

スロベニアはNBAのスター選手であるドンチッチ選手を擁しています。

【動画】ドンチッチ選手  オリンピック最終予選(OQT)でのハイライト

本稿では、2019年男子ワールドカップにおけるリトアニア代表チームのディフェンスを題材としつつ、対スロベニア戦を念頭に分析してみます。

ドンチッチ選手の特徴は、フロア上のリーダーとしてあらゆることをこなせることです。

特に、パスのスキルについてはピック&ロールからの展開は勿論、オフボールスクリーンで発生する味方のノーマークも見逃しません。

対フランス戦で見せたリトアニアの規律のあるディフェンスを例に、スロベニア戦を占ってみたいと思います。

1、プレーの構造

2、プレーの流れ

ランス代表チームは、上図のように配置。

1つのパスに対し、連続してオフボールスクリーンがセットされるように設計されています。

最初のボールサイドカットに続いて、コーナーの選手にも2枚連続でのスクリーン(Stagger Screen)が用意されています。

続したスクリーンの後に、さらに、ゴール下にフランス代表のインサイド選手がスクリーンをセットします。

このスクリーンのズレを通じ、アウトサイド選手のシュート及び、インサイドへのパスコースを狙うコンセプトなのでしょう。

のケースにて、(A)の段階よりリトアニアチームは全てスイッチで対応します。

勿論スイッチをした場合は、サイズやスピードでのミスマッチは脅威になります。

しかし、ローテーションが少なくて済む為、相手チームには余計なスペースを与えません。

特筆すべきは最後のスイッチで、インサイドを守る選手のディフェンスです。

スイッチをし、自分よりもサイズのある選手を守る際に、自分が危機であり相手チームもパスを狙ってくることを自覚し、直ぐにポジション争いを仕掛けています。

フランス代表も容易にパスを出せません。

結果、慎重に裏パスを狙うも、リトアニアにスティールされました。

3、プレーの詳細

4、まとめ

スイッチの利点は、相手チームのスペースを与えずに済む事です。

デメリットは、インサイドとアウトサイド選手のスクリーンの場合に、スピードかサイズで不利になる事です。

勿論、トレーニング等で基本的な能力を高めることは対応策の1つです。

しかし、相手チームのオフェンスも自分の武器を磨いた上でコートに立っている為、封じる事は容易ではありません。

そのような条件の中(極めて基本的な事ですが)、

  1. あらかじめ自分が危機になる事を当然のように予期しておく事、
  2. いち早く身体的にも準備をして少しでも相手のオフェンスを戸惑わせる為のスキル

が重要と言えるでしょう。

[リトアニア対スロベニア戦]でも、スイッチで守ろとする時間帯も出てくるでしょう。

その際、リトアニア代表はその時の準備も万全にされているはずです。

ディフェンス側の

  • 身体のさばき方、
  • 体の当て方、
  • 姿勢

等、少しでも相手チームのチャンスの可能性を潰そうとするプレーは一見の価値があります。

最後に、類似のプレーの映像も貼っておきます。

 

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