【バスケ用語】「ゾーン」とは? 意味・使い方・利点
「ゾーン」とは
バスケットにおいて、「ゾーン」とは、
各ディフェンスプレーヤーがコート内の特定のエリアをそれぞれ分担して守るディフェンス戦術のことで、
正式名は、「ゾーンディフェンス」と言います。
英語では、「Zone defense」と表記します。
「ゾーン」の使い方と意味
・試合が始まったら相手チームは「ゾーン」だったから即座に指示を出した。
・「2-3ゾーン」には、ポストの位置とシューターが重要である。
・○○チームは「ゾーンアタック」が上手い。
「2-3ゾーン」というのは、フロントラインに2人、バックラインに3人がポジショニングするゾーンディフェンスの形です。
他にも、3-2、2-1-2、1-3-1など、さまざまな形態があります。
また、「ゾーンアタック」というのは、「ゾーンディフェンス」を攻略するためのオフェンス戦術のことを言います。
「ゾーン」の利点
「ゾーン」ディフェンスの利点としては、オフェンス側がシステマチックな戦術を要するので選手1人1人に状況判断力が必要になります。
あまり「ゾーン」を経験したことが無いチームには、オフェンス戦術がないためかなり有効と言えます。
また、それぞれが特定のエリアを守るため、移動距離は少なくて済みます。
「ゾーン」の注意点
移動距離は少なくて済みますが、決して楽ができるディフェンス戦術ではありません。
それぞれがマークするべきプレーヤーが秒単位で入れ替わるため、ボールと別に担当エリアにいつも気を向けていなくてはなりません。
また、オフェンスプレーヤーが動くたびにエリア同志の受け渡しが必要となるため、チーム全体の連携が必須です。
「声」で伝えることと、オフェンスプレーヤーが位置しているエリアの把握、それぞれがどのプレーヤーを警戒しなければならないかなど、常に神経を使う戦術です。
JBA「マンツーマン」推奨
ご存じの方多いと思いますが、現在のルールでは15歳以下の試合では「ゾーン」は認められていません。
そのため、高校で初めてゾーンを知る選手が多いのが現状です。
オフェンスもディフェンスもチーム戦術となり、そこにはバスケットの醍醐味が盛り込まれているため、筆者個人としてはミニバスや中学でもやってほしいと考えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
バスケットにおける「ゾーン」の意味・使い方・利点などをご紹介しました。
高校で初めて知るという選手も少なくないので、ぜひ知っておいてください。
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