【バスケ】ドリブルで抜く時のステップはこうだ!
あなたは、ドリブルは上手いけれどよく止められる…このような抜き技に悩んでいませんか?
上手い抜き技は、ステップを身に付けることで解決することができます。
今回は、ドリブルステップについてご紹介したいと思います。
コーンドリブル(1)
コーンを5~6コ用意し、縦1列に1.5m~2m間隔で並べます。このコーンをディフェンスと見立てて、ドリブルワークとステップの練習です。
コーンの間をフロントチェンジで切り替え、ジグザグに進んでいきます。
コーンの間隔が広すぎたり狭すぎたりする場合は、身長に合わせて調整してください。
基本姿勢を取り、1ドリブル→フロントチェンジ→1ドリブル→フロントチェンジ・・・を繰り返します。
足のステップをゆっくり見ていくと…
(まず右からスタートとします)
右足→左足を開きながらフロントチェンジ
↓
右足をクロスに出す→左足を寄せる→右足を開きながらフロントチェンジ
↓
左足をクロスに出す→右足を寄せる→左足を開きながらフロントチェンジ
↓
右足をクロスに出す→左足を寄せる→右足を開きながらフロントチェンジ
・・・・・
ここで重要なことは、チェンジをした後の足をすぐクロスに出すことです。
このステップがとても大事で、これができないと試合でも抜けないということになるのです。
ゆっくりでいいので正しいステップを丁寧にやっていきましょう。
身体に染みつくまでやるといいですね。
すんなりクロスステップが出るようになると、試合でも抜ける場面が増えてきます。
コーンドリブル(2)
2つ目は、レッグスルーです。
同じステップで、ドリブルの種類が変わるだけです。
ゆっくり丁寧にやっていきましょう。
1ドリブルから…横に開く→縦に踏み込む→後ろ足が追いつく→横に開く→縦に踏み込む・・・
股関節と膝がしっかり曲がっていることで、縦に踏み出しやすくなります。
コーンドリブル(3)
3つめは、バックチェンジです。
これもステップは全く同じです。
横に出したらすぐにクロスステップ
これを意識しながら丁寧にやっていきます。
ここまででお分かりいただいたと思いますが、このクロスステップの瞬間が抜ける瞬間なのです。
コーンドリブル(1~3)
ここまで出来たら、3つのドリブルチェンジをミックスしてみましょう。
何度も繰り返しやってきたので、身体が覚えていると思います。
・フロントチェンジ
・レッグスルー
・バックチェンジ
コーンを増やして距離を少し長くしてもいいかもしれません。
ディフェンスをイメージしながら、3つを組み合わせてやってみましょう。
コーンドリブル(スピードアップ)
実際の試合に近づけていきます。
ゆっくり丁寧にやってきたメニューですが、スピードアップしてやります。
それもできるようになったら、緩急をつけてやります。
どこを速くすると抜けるのか、またどこをゆっくりすると効果的なのか、などを選手自身に考えさせることでより理解が深まります。
分からなければ、一緒に考えてあげることで答えを導き出してあげるのもいいと思います。
いかがでしたでしょうか。
これまで抜き技がうまくできないことで、なかなかフロントコートへ運べなかったりドライブに行けなかったり。
このようなことに対して、悩みが尽きなかったことと思いますが、それは正しいステップを踏むことで簡単に解決できます。
ぜひ、指導の参考にしてみてください。
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