【バスケ】現代っ子は、ハーキーできない?

スキルアップ 育成法

こんばんは!

本日は、ハーキーできない選手についてご質問を頂戴しましたので、シェアさせていただきますね。

【ご質問】どう教えてもハーキーができない生徒がいます

おはようございます。

いつも勉強になるメルマガありがとうございます。

チームの指導をしていて今までに2人、どう教えてもハーキーができない生徒がいますので何か良いアドバイスがあればお願いします。

動き出しの一歩のDVDやカラダ作りのDVDの紹介等もありましたので、何か教えていただけたら、と思って質問します。

ハーキーができないとバスケットができない訳ではないのですがその生徒は切り返しの一歩で躓くような感じになります。

Def強化のメニューでは当然ハーキーだけのメニューもありますが大きくしか踏めず、その場で踏むこともできず前や斜めにずれていきます。

細かいステップを踏んでおくことでどこにでも対応できる準備が整うと考えます。

ドリブルで相手を抜く前のジャブステップ、スタッターステップDefだとヘルプポジションからマイマンに戻る時、等ハーキーが有効だとその選手はプレーの柔軟性、しなやかさ、順応性も鍛えられたらもっと伸びると思っています 何か良い方法あれば教えて下さい。

よろしくお願いします!

【回答】ハーキーができない2つの原因

いつもご指導お疲れ様です。

文面から見て、本当に選手のことをよく観察されていますね。

ハーキーができる=上達に結びつきにくいと考えられますがその先の、プレーの柔軟性をまで考えられていることは本当に素晴らしいですね。

僕も勉強になります。

ありがとうございます。

もしかすると、あなたのチームでもハーキができない選手がいるかもしれませんね。

そこで、「ハーキー」ができない選手への指導法をお伝えしたいと思います。

そもそも、なぜハーキーができないのか?

以下の2つが原因と考えられます。

1つ目の原因 「動作そのものを理解していない」

ミニバスや中、高校の初心者に

多く見られることですが、

ハーキーのそのものの動作を

理解していない選手は非常に多いです。

つまり、動きを理解していないため

どのように動けばいいのかわからないため

ただ、足をバタバタとしているだけです。

大きくしか踏めない、前後左右に動いてしまうと

いった症状は、そのことが原因です。

そこでまずはゆっくりでもいいので身体で動作を覚えさせる練習を行ってください。

例えば、

1. ハーキーの姿勢から足踏みする。ゆっくりで構いません。

(足幅は狭くても構いません)

↓

2. ゆっくりでも動きが行えたならスピードを上げて、リズムを作る動きを身につけさせる

↓

3. リズムが作れたなら足の幅を広げていく

(足幅を肩幅程度に広げて行う)

といった順番で行ってみてください。

2つ目 「腰が高い」

ディフェンスでもっとも大切なので腰の位置が低いことと言っても過言ではありません。

動作を理解していても速く、細かいステップで、ハーキーが上手くできない選手は「腰が高い=膝が曲がっていない選手」が多くいらっしゃいます。

これはハーキーのみに関わらず、プレーにも柔軟なプレーが行われない原因にもなります。

今回のメールの内容を拝見させていただきますと2つ目の原因が当てはまる可能性が高いと考えます。

その場合、腰を落とした状態でハーキーを行ってみてください。

慣れていない分、ぎこちなさはあるかもしれませんが、以前よりかは細かいステップになっているはずです。

もしも、腰を落としても改善されない場合は、もう一つの原因も考えられますので、リズム作りを行ってみてください。

以上となります。

ハーキーができない選手の多くがリズムを作れないことに原因があります。

そして、もう一つの原因は腰や膝が棒立ちの状態だからです。

プロ選手たちは常に姿勢が低い状態からプレーを始めます。

あなたのチームにハーキーができない選手がいる場合、是非上記の方法を試していただきプロ選手のような、姿勢を入れて上達のヒントを手に入れてください。

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