【バスケ用語】「フロアバランス」とは?意味・使い方・上達法

バスケ用語 戦術 指導法 育成法

「フロアバランス」とは?

コート上で5人のプレイヤーが占めるポジションの距離的なバランスのことを指します。

英語では「Floor balance」と書きます。

 

セットオフェンスや遅攻の際の、ハーフコート内での5人が位置するバランスのことです。

 

「フロアバランス」の使われ方は?

「フロアバランスが悪い」

「フロアバランスを考えて攻める」

などと使います。

 

ガードやシューティングガードの距離が近すぎたり、ポストポレイヤー2人の間隔が詰まりすぎていたりと、プレイヤー同士の位置を指して言われます。

5人のプレイヤーのうち、どのプレイヤー同士でも近すぎても遠すぎてもバランスが悪いことになります。

 

「フロアバランス」の同義語

「フロアバランス」に同義語・類義語は「コートバランス」です。

 

「フロアバランス」が悪いとどうなる?

例1)

上回りのプレイヤー同士が近すぎる場合、ディフェンスも2人1か所に片寄ってしまうことになります。

ドライブを仕掛けようとしても、ディフェンスは何もせずともヘルプができてしまいます。

オフェンスからするとドライブで破るスペースを自らなくしていることになり、ただ狭いだけになってしまいます。

 

例2)

フォワードプレイヤーとポストプレイヤーがピックプレーをする場合、同サイドのローポストにもう1人のポストプレイヤーがステイしていると、その後のダイブがローポストプレイヤーのディフェンスに阻まれます。

 

「フロアバランス」が悪くならないために気をつけること

常にコート全体を見渡せるように、視野を広く持っておくことが大切です。

また、チームの戦術やプレイヤーの得意技を把握しておくことも必要です。

 

コートにいる5人、交代するメンバーもチームの全員が把握しておくことが理想ですが、司令塔となるポイントガードのプレイヤーは必須です。

コートを見渡し、フロアバランスが悪くならないように的確な指示を出すことが求められます。

 

まとめ

いかがでしょうか?

「フロアバランス」の意味、使い方、注意点などをご紹介しました。

 

「フロアバランス」をうまく取ることで立てられる戦術が増えますし、逆に「フロアバランス」が悪くなると失敗するプレーがあります。

 

「フロアバランス」と共に、バスケット理解も深めて、バスケットボールを楽しみましょう。

ぜひ、練習や指導の参考にしてみてください。

 

 

 

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