【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.6
2018年7月中旬、福島県の高校にてトレーニングを行いました。
このチームでは以前よりジャンプ・スキルの上達を図っていて、今回はその練習の様子を一部動画で限定公開致します。
簡単にやっているように見えますが、そのようになるまで多くの段階を踏んでいます。時間も掛かっていて、選手たちも動作を少しずつ覚え発達させてきました。
このトレーニングレポート読者には、ジャンプ・スキル発達の核心を知っていただきたいと思います。どうぞ動画を見ながら研究されてください。
まず同じ事をやってみると、いかに難しいかが実感できるでしょう。バウンドさせたボールに素早く反応して、整ったモーションで一番高いジャンプをすることが、どれほど難しいかがわかります。
ボールが無い場合と実際にボールをキャッチするのとでは、動作が大きく変わってしまいます。思った通りの動きではなかなかできないものです。
全身を使った大きな動きで、最大の高さと素早さを出せるようなジャンプ・スキルを目指します。それをバスケットボールでの「リバウンド」という局面で発揮し、リバウンドの力を強化させるのです。
動画のジャンプ動作をよく見てください。
ひとつには足の着き方があります。足は床に対して上から下へ踏む動きを行います。これにより縦方向へのエネルギー発揮が促されます。上へのジャンプ動作を行いやすくなるということです。
ふたつめには上半身の動作です。ジャンプというと脚(いわゆる下半身)しか気にしていない人が多いと思いますが、上の動作は重要です。
踏み込みの際に上体を少し前傾させ、同時に腕のバック・スウィングも行い「沈み」をつくります。そこから一気に背伸びと腕のバンザイで上半身を伸び上がらせます。
最後にもうひとつ、これらふたつの動作が繋がると得られるものがあります。それが股関節の動きです。
曲がった股関節を力強く伸展する動作はジャンプ動作の極意とも言えますが、それを無意識で出来てしまうとまでは言えませんが、しやすくなることは間違いありません。
もちろん股関節伸展の動作は、別途しっかり習得することが必要です。その上で、さらにこの二つの要素を踏まえるとダイナミックなジャンプに発展するでしょう。
最終的にはそれを型だけではなく、実際にボールを高い位置で掴む力にまで積み上げます。まずは動作を完璧に体得して、そこからプレイの中で発揮できるように練習を重ねてください。
下から飛びつき食らいつくようなリバウンド・ジャンプを身につけましょう。
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