【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.181「肩とはなにか」
こんにちは、梅原淳です。
前回、世間で言うところの「体幹」という言葉について、私なりの明確な解釈を示しました。
今回は「肩」を考えてみたいと思います。
あなたはご自分の肩を触ると、どのあたりに手を置きますか?
肩を叩くという言い方がありますが、それだと首の横、僧帽筋のあたりになりますし、なんとなく丸くボコッとした三角筋を掴んでいる人もいるはずです。
歳を取るとあまり身体を動かさなくなり、とくに腕の作業が無くなるため四十肩、五十肩などと言って高く上げると痛みが出る人も少なくありません。
つまり肩といえばそのあたりを皆が認識していて、聞き慣れた言葉ですが、これも体幹と同様に曖昧です。
少し専門的に運動として捉える場合、肩は大抵が「肩甲骨」を指す言葉となります。
これもいまでは一般的でしょう。
多くの人が耳にしているところだと思います。
ネットで画像などを見て、肩甲骨を正しく知っておいてください。
どのあたりにあって、どのような形状をしているのか。それがどう動くのか。
それに対して自分の肩甲骨はどこまで機能しているのかを、比較で知ることが有意義です。
グニャグニャとただ柔らかくて動けば良いものでもありませんが、少なからず胸郭(肋骨のところ)にベタッと付いてしまっている人が多いのは事実ですから、動きが悪いものは改善すべきです。
四つん這いの姿勢で、肩をグルグルと回す動きを毎日続けてみましょう。
いまは携帯電話で動画を撮れる時代ですから、肩の動きを自分の目で確認すると良いと思います。
現状を知り、また続けていけば変化も知ることができます。
はじめはまったく動かない人もいるはずですが、毎日続ければ必ず動きが良くなっていきます。
スポーツをしている人は肩が動くだろうと思い込まず、しっかり肩甲骨をトレーニングしてください。
能力が半減していたと実感する人もきっといるはずです。
それでは今日はここまで!
(了)
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル・スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。
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