ミスしない1vs1

移動用

From バスケットボール事務局


オフェンスにおいて、1vs1は

得点をとるために必須なスキルです。


バスケットは5対5のチームスポーツですが

勝負(オフェンスとディフェンスの攻防)の部分では
必ず1vs1のシチュエーションが起こります。


つまり、チーム全体の1vs1が弱ければ、ロースコアな得点しか取れませんし、

失点も多くなることは必然です。


逆に、1vs1が強いチームなどでは、常にアウトナンバーでオフェンスを仕掛けられ、

有利な展開を作りだすことができます。


つまり、1vs1の能力をレベルアップさせることが

チームのオフェンス力を上げるために必須なのです。


しかし…


残念ながら、多くの方が勘違いしています。


先ほども申し上げましたが、バスケットボールは5対5で行う

チームスポーツであります。


いくら1vs1に強い選手がいても

対5ならシュート決めることも難しくなります。

 

もしかするとあなたは、冒頭のお話しで
「1vs1が強い選手=スーパースターのような能力を持っている選手」がいれば
チームはトーナメントを勝ち上れると思っていませんか?

 

確かに、バスケットボールでは「ワンマンチーム」と呼ばれ
1人がズバ抜けて高い能力で、チームを勝利に導くことがありますが、

 

それらのチームが全国大会に出場し、勝ち上がれるかというと
多くの指導者が首を縦には振らないことでしょう。

 

なぜなら…

スーパースターと呼ばれる選手でも
たった一人で試合に勝つことができません。

 

バスケットボールの本場、アメリカのリーグであるNBA。

 

きっとあなたも試合をご覧になられたことが
あるかと思いますが、

 

NBAの選手でも、たった一人でチームを勝利に導くのは
とても苦労することです。

 

1人で40点を決めても、試合に負けてしまうことが
あるのですから。

 

では、あなたが指導されている

実際の現場では、いかがでしょうか?

 

一人の能力が高くでも、5人のチームディフェンスができれば
抑えることは難しくないでしょう。

 

しかし、すべての選手が試合で

局面を打開するためには、「ある程度の能力」があれば、
どのポジションでも1vs1でオフェンスを仕掛ける状態を作れ
チームで得点が奪うことが、安易になります。

 

プロのような高い能力は必要ではありません。
「試合で活躍できる1vs1が行える選手」になるために必要なのは…

 

結論から申し上げて、実践で1vs1に強い選手になるには
「ミスをしないオフェンススキル」を持っている選手を育てなければいけません。

 

なぜなら、オフェンスにおいて、
ターンオーバーの原因となるのが「自らのミス」です。

 

つまり、逆を返せば得点能力がズバ抜けて高くなくても
ミスをしない選手を育成することで、1vs1から
得点を奪うことが可能になるのです。

 

そして、この「ミス」を減らすための練習というのが
今回の教材に収録されている、練習法なのです。

 

この方法は、オフェンススキルを
初心者の指導者でも教えられるほど
かんたんな練習メニューです。

 

つまり、選手や指導者が、どのレベルであっても、
実践向きなチーム作りを可能にするのです。

 

 

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