【レビュー】オフボールでの2対2は、必見です。

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本メッセージでは、映像教材の中での指導内容の大きな流れについて紹介する事を試みたい。

「単純性、連続性、融通性」のキーワードと共に、『超シンプル化シャッフルオフェンス』の起源、着眼点、コンセプトや現代のバスケット界の潮流の中における優位性が紹介された後、実際にコート上での指導が収録されている。

 

まず、5人の選手がコートに登場し、基本的な動きや原理原則が説明された後、オフボールでの2対2や、ボールサイドでの3対3の分解練習へと移行する。

この分解練習の中での星澤氏のアプローチから視聴者は多くの発見を得る事が出来るはずだ。

http://rs39.net/c/bk/ckhj_1/bl/

 

特に、オフボールでの2対2には、理路整然と、星澤氏が構築するバスケットボール理論が凝縮されており、見所が多い。

シャッフルオフェンスの根幹となるオフボールスクリーンを活用したカッティングプレーについて、ユーザーが考えるべき事、使用すべきスキルについて、アングル、進行する角度、足の歩数や独自のステップを通じて惜しみなく紹介されている。

本オフェンスのキーワード「単純性、連続性、融通性」の「融通性」を可能とする。

 

以前、本メルマガの中にてセルビア代表のボグダン・ボグダノビッチ(Bogdan Bogdanović)を題材に、『ドライブ後の状況判断(Helpディフェンスとの攻防)』を紹介したが、オフボールスクリーンにおける攻防の奥深い部分は必見だ。

オフボールスクリーンの目的と手段を明確にした細かな技術は、観る者の知的好奇心を揺さぶってくれるはずだ。

http://rs39.net/c/bk/ckhj_1/bl/

 

本映像教材の冒頭、星澤氏は、個の強化、とりわけドリブルの技能向上が重視されるバスケット界の現状を鑑み、そのメリットとデメリットを説明する。

デメリットとしては、技能向上が主力選手に偏る事を挙げ、本オフェンスシステムを通じたチームに所属するプレイヤー全体への幅広い学びの意義についても強調する場面があるが、まさに、この場面にも、その神髄を垣間見る事が出来る。

看板に偽りなし。

筆者は、映像を戻し、冒頭部分の語りを見直してメモを取り直したほどであった。

http://rs39.net/c/bk/ckhj_1/bl/

 

5人での動きを後に、2対2や3対3へと分解練習を組み込み、その中でオフェンスを深め、そして選択肢を広げていく。

理路整然と、理屈や、良く構成されたドリルと共に進行するので、オプションの増加が、混乱を招かない。より的確な状況判断を育みながらチームの選択肢を積み重なっていく。

その流れは、2対2から3対3に至る分解練習と、全体との相関性で感じ取る事が出来る。

 

『超シンプル化シャッフルオフェンス』を指導するうえでの手順を学べることは勿論だが、オフェンスコンセプトをチームに導入する際の、凡庸性の高い手順や着眼点についても学べるはずだ。

http://rs39.net/c/bk/ckhj_1/bl/

 

最後に。

もし、オンボールスクリーンを主体とするオフェンスに信念のある、またはドリブルスキルに優位性のある選手を有するチームを指導するコーチがいたとしても、本映像教材は、価値や発見を与えうることも強調しておきたい。

オフボールスクリーンやカッティングに対する知識、コンセプト、狙い、それを具現化する為のスキルを知る事は、ディフェンスにおいての対応策を考える一助になるはずだ。

 

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