【育成法】センタープレイヤーを中心としたチーム作りをこっそり教えます

ディフェンス 戦術

こんにちは。

今回はディフェンスに関してご質問をいただきましたので

ご紹介させていただきますね。

 

【質問】

我がチームですが、先日の県予選で惜敗して

早くも、新チームに移行しました。

ガードは、抜群ですが、センターが怪我により長期リハビリです。

私は、センター重視ですので、チーム作りに苦慮しています。

センター抜きでのチーム作りのアドバイスをお願いします。

 

【回答】

まずは、とりあえず県予選お疲れさまでした。

先生に教えられた上級生のこれからの飛躍をお祈り申し上げます。

 

また、新チーム移行に伴い、センター抜きでのチーム作りとのことですが

こちらについては、ポジションに囚われない選手育成をオススメします。

 

もちろん基本的には、5ポジション(適材適所)がベストだと思いますが

セットオフェンスに限ってはそうではありませんし、

 

ディフェンスでも、ヘルプディフェンスを有効に使えば

センター抜きでもチームは試合に勝てます。

 

まずオフェンスですが、センターがいない分

チームの高さが失われてしまい苦戦を強いられがちですが、

逆に相手の高さを上手く使えば、高さを苦にせず攻めることができます。

 

例えば、センターにマークされている選手をアウトサイドに引っ張り出し、

フォワードの選手が変わりにポストでポジションを取るだけで、

相手チームの高さはセンター付近に集中しなくなるはずです。

 

相手選手のセンターを外に引っ張り出すだけで

こちらの身長の低さをカバーできるのです。

 

フォワードの選手がポストプレーを行っていても

リバウンドも同じぐらいの身長の選手が相手なら、

 

スクリーンアウトをしっかりとかければ問題なくとれるはずです。

 

ディフェンスにおいても、センターに対しての

ヘルプディフェンスが有効です。

 

その際に重要なのは、ヘルプポジションにいく選手の位置です。

 

ヘルプされたセンターが同じサイドの45度または0度に

パスを返させるように位置することがベストです。

 

決してトップにボールを返させないでください。

 

トップにボールを返させると、トップ⇒逆サイドと

いうように、ボールを展開されてしまうからです。

 

逆サイドに展開されると、せっかくの

ヘルプディフェンスの意味がなくなってしまいます。

 

その理由は、ディフェンスローテーションを行っているからです。

 

ディフェンスローテションを行っている際に

逆サイドに展開されてしまうと、マッチアップが上手く行えないためです。

 

ですので、同じサイドで何度も攻めさせるように

すれば、相手チームは攻めにくさを感じるはずです。

 

ただ、45度または0度にボールを返させても

ローテーションが上手く回らずにいると、相手をフリーにしてしまう

だけで、楽に攻められてしまうので気をつけてください。

 

長文となってしまいましたが、以上がセンタープレーを要さない、

新チームにおいての育成法だと考えています。

 

バスケットは各ポジションにスペシャリストを置くことが

いいとされていますが、必ずしも一つのポジションに固定する必要はありません。

 

フォワードの選手がセンタープレーをすることで

さらに得点能力を鍛えられますし、色んな得点の取り方が身に着きます。

 

まずは上記の方法をハーフコートの練習からチャレンジさせてみてください。

 

たくさんの戦術(方法)で得点を奪うプレーは無限大にあります。

 

それはディフェンスにおいても同じです。

 

守り方次第で、どんなに身長差があるチームでも

楽に得点させないことが可能となります。

 

チームの良さを引き出すのも指導者の役割なら

勝たせるために手を打つのも指導者の役割です。

 

是非、今回ご紹介させて頂いたセンター抜きでのチーム作りを

参考にしていただき、チームに合った攻め方と守り方を見つけてみてください。

 

また何かあれば、いつでもご連絡くださいね。

 

ご質問者様と生徒さんのご活躍をお祈りしています。

ご指導、頑張ってください!

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