【バスケ】ミスした後のリカバリー「切り替え」「言葉かけ」の大切さ

チーム作り 指導法 育成法

あなたは、試合中のミスについて、恐れて弱気なプレーになっていませんか?

実は、私も学生時代そうでした。

というのも、監督がとてつもなく怖い先生で、練習もビクビクしながらの毎日でした。

ですが今、自分が指導者の立場になり、選手にいつも言うことがあります。

『1試合通してミスをしない選手はいない。ミスした後にどうするかが大事』だと。

今回は、メンタルが弱い選手が特に陥りがちなミス後の気持ちと、切り替え方についてご紹介したいと思います。

選手がミスした時の指導者の役割

バスケットに限らず、スポーツをしている子供たちは監督やコーチに怒られるのを怯えています。

根本に、その気持ちを持っているから思い切ったプレーができないのです。

選手のプレーする姿を見ていて、びくつきながらプレーしているより、思い切ったプレーをしているほうが子供らしくて気持ちいいですよね。

指導者にとって大事なことは、「やって失敗したことは怒らない」です。

指示されたことをやろうとしたり、自分で決めたチャレンジをしたり、それがミスに繋がってもやろうとしたことを褒めてあげましょう。

そうすることで、選手は次も思い切ったプレーができるはずです。

思い切ってプレーができれば、思いがけない好プレーが飛び出す可能性もあります。

ミスした時の選手の心境

『あっ!やってしまった!怒られる・・・』

一般的な選手の例です。

で、その後に他のメンバーに「ごめん~」と言いながら諦めてしまう選手がいますよね。

『ウチにもいるわ~』と思った方は多いでしょう。

その時に、既にしてしまったミスを叱っていませんか?

私が選手にいつも言うのは、その後のリカバリーを頑張ることです。

つまり、ディフェンスに戻り精いっぱい相手のシュートを止めるために頑張ることを伝えるようにしています。

選手に伝えるべきこと

例えば1人の選手がパスミスをしたとしましょう。

慌てて他の2人の選手がディフェンスに戻り、追いかけます。

ですが、肝心のミスした本人がボールを追わなければ、チームワークの崩れにもなりかねません。

『みんなごめん!でもディフェンス頑張るよ!』の気持ちが大切だと伝えてあげてください。

そうすると、他の選手にも

『大丈夫だよ、みんなでカバーしよう』の気持ちが大切だということも伝えてあげてください。

ミスしたことを選手同士で責めたりしないこと。

指導者が叱るだけになってしまうと、選手間でも同じことが起こります。

指導者が叱る時

ずばり、やらない時です。

やれる能力があったり既にできていることだったり今日やろうと決めたことなどを、やらない時は叱ってあげてください。

ただ叱るだけではなくて、『できると信じている、期待している』ということを付け加えてあげるだけで、選手は期待に応えようとベストを尽くしてくれるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

選手がミスをした時のリカバリー方法と、その際の指導者の対応をご紹介しました。

選手にはミスを怖がるのではなくて、思い切ってプレーをしてほしいものですね。

ぜひ、練習や指導の参考にしてみてください。

選手と一緒に頑張っていきましょう!

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