【梅原トレーナーのからだづくり哲学】コロナクライシスで得たものは大きい

梅原 淳

僕たちの日本国を建国された天皇陛下の御代替わりによって、新元号となった昨年の令和元年。

新しい時代の幕開けとして、本当はすべてが華々しく、またより一層活気ある人生を、みんながここから始めるはずでした。

その矢先の2月下旬、突如中国の武漢に端を発するコロナウィルスによって、僕たちは生きる活動を奪われ、ただその場にジッと留まっている毎日を余儀なくされました。

そこから現在8ヶ月、感染者は未だ続き、人々の活動は再開され国の自粛要請も終わったものの、国民全体の動きは鈍いままです。

誰しも思うことはきっと、
「今年はこのくらいの感じで萎んだまま終わるんだろうな」
という諦め、そして開き直りです。

それくらい信じられないほどの、対コロナとの長期戦が続いています。

▼かけがえのないもの

日々を精一杯に頑張りながら、振り返れば膨大な時間が経ちましたが、あなたはこの8ヶ月どのようにして活動してきましたか?

後ろを気にしても仕方のないことですが、それを糧にこれからの未来を良くするため、材料として少し振り返ってみましょう。

自分の話で僭越ですが、私が実感、いや痛感したことは、人生で一番大事にするべきものを知っているようで知らなかった。そして、多くのチャンスを見逃してしまっていた。それは、天から有限に与えられた「時間」でした。

コロナで大人は仕事を止められ、子どもは学校という場を奪われました。またお店へ買い物に行ったり、外食をしたり旅行したり、スポーツやレジャーすら禁止されました。

何もするな、家でジッとしていろと言われて僕たちはどうなったかというと、一気に“暇”になりました。することが無くなったからです。

暇になったということは、時間が余るということです。沢山の時間というか、ほぼ24時間すべて空いてしまいました。

それなのにどうでしたか?反対に、時間が無くなったような感覚になりませんでしたか。

なぜかというと、自分がその時間を活かすことができないからです。

時間は何もしなければ、ただ流れていくだけのものです。流れても、何かが始まって何かが進んで何かが終わるわけではありません。

唯々刻が流れるというだけです。

私たちにとって貴重なのは、時間そのものではなくその中で行う活動にあります。

  • 勉強したり
  • 運動したり
  • 遊んだり
  • 寝たり
  • 食べたり

生きる活動に意欲があり、行うことで充実を感じます。

それをするためにこそ、時間を必要としているということです。

コロナでエネルギーを燃やす活動を止められ、あっても仕方のない時間だけが残りました。時間はあっても、そこを埋める活動は無いので、実感として時間が奪われたような気になったのです。

それをこの8ヶ月、自分がどのようにして乗り越えてきたかを振り返ってみてほしいんです。

▼時間の価値を上げる

時間はあっても、何も動かなければ止まっているのと同じです。

大事なのは、自分が今この1分1秒に何をしているかということ。

さらにもっと重要なことは、
①中身を濃く
 ②生産性を高く
 ③段取り良く

できているかということです。

  • 集中してしっかり取り組む人
  • 気を逸らしてデタラメにする人

そこで出来上がるモノ、そしてそれに掛かる時間は雲泥の差になりますね。

同じ時間が流れていて、それを短い時間で濃く使える人は、生産性がどんどん上がっていきます。つまり、良いものが出来上がる、良い結果を生むということです。

いつまでも時間の掛かる人、時間を沢山使うのに中身は粗雑のまま。そういうことって、じつは日常にたくさんあるんです。

それは、有限である時間の価値を下げている。

私自身に与えられた貴重なチャンスを、台無しにしていることになります。それを、このコロナという得体の知れないウィルスに掻き回されている今に、痛いほど実感してします。

▼スポーツ活動は未だ停滞

バスケットボールをしている人、スポーツが好きでクラブなどに入って活動している人にとって、未だ続く活動の制限はあまりにも辛い現実ですね。

  • 人同士の身体的接触がある
  • 汗が飛散する
  • 多くの人が集まる

それがスポーツの現場なのであり、だからリスクが大きいのでやめておこうとなります。

したいのにできないまま、価値を無くした時間だけがどんどん過ぎていきます。あなたも、強く実感していると思います。

今この10月と、2か月後の12月は同じ時間ではありません。目標とする大会の時期は決められているのであり、年齢という出場資格があって、それを過ぎればもう参加できないからです。

じつは、今だからできること・今しかできないことの中で、僕たちは生きています。思う以上に人生のあらゆることが、そういった限られた時間の中にあります。

大好きなスポーツをする時間を奪われて、まさに時間の価値・大切さを肌で感じたのでは無いでしょうか。

▼時間の速さより、早く速く活発に動こう

今あなたは、自分の時間をどの程度使えているでしょうか。

  • 100%?
  • 70%?
  • 50%?

稼働率は、どのくらいでしょうか。

  • せっかくの時間を勿体なく使って薄くダラダラと長くしている人。
  • コロナで・・・とウィルスのせいにして手と足と頭を止めてしまっている人。

今すぐ変えましょう。

あなたが輝くために必要なのは、時間を目一杯活用することです。

時間の流れに乗っていくのではなくて、足らないほど精力的に200%で今日を過ごしませんか。

人から決められた時間で動くのをやめて、自分で主体的に時間を使いましょう。たとえ部活の時間は2時間でも、だから2時間しか出来ないじゃなく、自分で練習するんです。

また、これまでしてきた日常のルーティンで、出来なくなった事はあるかもしれません。それは出来なくても、今度はまた別の事で空いた時間を惜しみなく使ってください。

時間は主体的に使ったら使っただけ、学びになるんです。とにかく濃く活発に行動すべきです。そうしたら、時間が輝きます。

▼とくに若いときの時間は貴重

実際、人は歳を重ねるほど制約が増えていきます。自分のしたいことに自由に使える時間が、徐々に減っていきます。そして、結婚し子どもができれば、ほぼ自分の時間はゼロになります。ホントです。

できるだけ歳の若いうちに多くの知識と経験を積んで、物事を上達させて、そして時間を濃くまた効率・段取り良く事を運べる力をつけるべきです。

すべての人にとって、同じ1分1日1年です。それを120%使ってきた人と50%だけで余らせてきた人で、人生の実り方は大きく変わります。

コロナで奪われた、たった一度の貴重なあなたの時間。それは、時間の価値を正しく知った未来へのチャンスを得たまたとない経験でもあると、私は思います。

コロナをバネに、ここから成長線をグイン!と上に反らせて駆け上がっていきましょう。

この記事を書いた人バスケットボール上達塾バスケットボール上達塾 編集部
私たち編集部は、重田恒文さんや星澤純一さん、金田伸夫さん、今倉定男さんなど有名校の指導者から直接ノウハウを教えていただき、そのノウハウを取りまとめDVD教材として制作しています。
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